誰でもスマホとは？サービス内容や審査なしで携帯を持てるかの評判を解説

誰でもスマホは「ほぼ誰でも契約できる」と謳うサービスです。厳しい審査がないため、ブラックリストに登録されていて他社の契約審査を通過できない人でもスマホを持てるとしています。

とはいえ、携帯ブラックでも契約しやすいサービスは他にもいくつかあるため、「誰でもスマホのサービス内容や特徴を詳しく知りたい」「本当に誰でも借りられるのか評判を確認したい」といった声が上がっています。

そこで本記事では、誰でもスマホのサービス内容やメリット・デメリットについて徹底解説します。審査なしで携帯を持てるのかどうかについて、誰でもスマホユーザーによる評判や口コミにも触れるので、ぜひ参考にしてみてください。

これを読めば、誰でもモバイルがどんなサービスなのか理解でき、自分に合ったサービス選びのヒントを得られますよ。

誰でもスマホとは？

誰でもスマホは、債務整理をした人や他社のスマホ代を滞納している人など、一般的な携帯会社との契約が難しいブラックな人でも契約しやすい格安SIM・格安スマホサービスです。契約に厳しい審査はなく、「ほぼ誰でも契約できる」と謳っています。

誰でもスマホのサービス概要
サービス名	誰でもスマホ
運営会社	株式会社アーラリンク
取扱商品	格安SIM・格安スマホ・ポケットWi-Fiなど
最低利用期間	なし
使用回線	ドコモ回線
SIM種類	音声通話SIM（24時間かけ放題付き）
データ容量	1〜50GB
月額料金	3,278円〜
取扱端末	iPhone・Androidスマホなど
支払方法	口座振替・コンビニ決済
取扱店舗	九州〜関東まで全185店舗
申込方法	WEB・店舗

誰でもスマホのメリット｜審査なしでブラックでも契約できる

誰でもスマホのメリットは、厳しい審査なしでブラックな人でもほぼ確実に契約できる点です。「10年間で2万人の携帯電話ブラックの支援実績」をアピールしているとおり、他社の審査を通過できなかった人でも誰でもスマホであれば契約できる可能性があります。

なお、「ほぼ審査なし」「ブラックでも契約できる」と謳うサービスや、一般的な携帯会社よりも比較的審査が緩いサービスは他にも多く存在します。詳しくは以下の記事で紹介しているので、複数のサービスを比較しながら自分に合う格安SIM・格安スマホを選んでください。

▶ブラックでも契約できる格安SIM/格安スマホ5選。審査に落ちた場合の対処法も紹介

誰でもスマホのデメリット｜格安SIMと比べると料金が割高

誰でもスマホのデメリットは、一般的な格安SIMと比べると料金が割高な点です。格安SIMの代表例として、楽天モバイル・UQモバイル・ワイモバイル・LINEMOと月額料金を比較すると、以下の表のようになります。

データ容量が大小によらず、どのプランも一般的な格安SIMよりも割高です。したがって、上記のような代表的な格安SIM・格安スマホ各社と契約できる人には、誰でもスマホはおすすめできません。

なお、楽天モバイル・UQモバイル・ワイモバイル・LINEMOについての、ブラックでも契約する方法や審査落ちの理由などは、以下の記事でそれぞれ解説しています。気になる場合は、一度確認してみてください。

• ▶ブラックでも楽天モバイルを契約する方法を解説。審査落ちの理由や審査不要で契約できるサービスも紹介
• ▶ブラックでもUQモバイルを契約する方法を解説。審査落ちの理由や審査不要で契約できるサービスも紹介
• ▶ブラックでもワイモバイルを契約する方法を解説。審査落ちの理由や審査不要で契約できるサービスも紹介
• ▶ブラックリストに入っていてもLINEMOの審査に通る方法を解説。審査落ちの原因や審査不要で携帯を持てるサービスも紹介

誰でもスマホの評判

ここでは、誰でもスマホの評判について紹介します。

誰でもスマホに関するよい評判

誰でもスマホの評判を調査すると、例えば以下のような口コミが確認できます。

店舗での申し込みのスムーズさやカスタマーサポートの質に関するよい評判が多くみられました。店頭で疑問点を相談しながら手続きをしたい人には適していると考えられます。

料金に関しては、「クレジットカードなしで契約できる携帯会社の中では安い」との評価もみられました。

誰でもスマホに関する気になる評判

一方、誰でもスマホに関する気になる評判には、以下のようなものが挙げられます。

前述のとおり、一般的な格安SIMと比較すると誰でもスマホの料金は割高なため、ユーザーによっては料金の高さに関する不満の声が上がっています。

また、上記の口コミのように「厳しい審査なし」と謳う誰でもスマホでも、会社独自の基準をクリアしていなければ契約はできないようです。独自基準の内容は明記されていませんが、審査落ちする可能性もある点は認識しておきましょう。

誰でもスマホのサービス内容

誰でもスマホの料金や支払方法といったサービス内容を紹介します。

料金プラン

誰でもスマホの料金プランは、データ通信量別に6種類あります。各プランのデータ通信料と月額料金は以下のとおりです。

誰でもスマホの料金プラン
データ容量	月額料金（税込）
1GB	3,278円
3GB	3,580円
5GB	3,980円
7GB	4,380円
20GB	4,980円
25GB	5,580円
50GB	6,980円

どのプランも24時間かけ放題付きなので、基本的に通話料はかかりません。一方、以下の連絡先に電話をする場合はかけ放題の対象外です。別途料金がかかる場合があるため注意してください。

通話関連のものを含むオプションサービスには、以下の表のようなものがあります。

オプションサービス
オプション	基本料金（税込）
割込通話	330円/月
留守番電話	440円/月
迷惑電話お断りサービス	無料
転送電話	無料
ガラスコーティング	3,300円
データ通信容量追加サービス	330円/1GB + 手数料220円

誰でもスマホはSMS（ショートメッセージ）にも対応しており、受信は無料です。送信には以下の表のとおりの料金がかかります。

SMS送信料
宛先	送信料金
国内宛	4〜33円（税込）
海外宛	50〜500円（非課税）

また、誰でもスマホでは通話専用のガラホサービスもあります。ガラホサービスの通話プランは、月額3,278円で利用可能です。

初期費用

誰でもスマホ契約時の初期費用は、SIMカード代金（事務手数料相当額）の3,300円（税込）のみです。

端末の種類

誰でもスマホでは、iPhoneとAndroidスマホからいくつかの機種が選択できます。具体的な機種は、以下の表のとおりです。

機種一覧（iPhone）
機種	価格（税込）
iPhone8	4,980円
iPhone7	980円
iPhone SE2	9,980円
iPhoneX	12,980円
iPhoneXR	12,980円

機種一覧（Android）
機種	価格（税込）
AQUOS wish3	7,980円
OPPO A55s	5,980円
arrows We	4,980円
AQUOS wish2	4,980円

支払方法

誰でもスマホの料金の支払方法は、口座振替・コンビニ決済のうちどちらかを選択できます。支払方法は、契約後もマイページから変更可能です。

店舗

誰でもスマホは、九州〜関東まで全185店舗を展開しています。特に関東エリアは、東京に49店舗・神奈川に24店舗・埼玉に27店舗など店舗が集中しているため、店頭サービスを利用しやすいでしょう。店舗で受けられるサービスは、以下のとおりです。

店舗サポート
サービス	内容
契約のご相談（無料）	新規契約の相談全般
新規契約・商品受渡し	新規申込手続きとスマホの受け取り
エントリーパッケージの購入	初月月額料金が1,100円（税込）引きになるスタータキットの購入
ポケットWifiの契約	ポケットWiFiの購入・契約
端末・アクセサリー販売	スマホやアクセサリーの販売や、購入前の試用など
初期設定サポート	スマホの初期設定やインターネットへの接続設定
各種申請手続き	プラン変更やデータ通信料の追加など、契約後の各種手続き

なお、誰でもスマホの店舗は完全予約制です。店舗サービスを利用したい場合は、最寄りの店舗に事前に連絡して予約をしておきましょう。

問い合わせ先

誰でもスマホへの問い合わせには、公式LINE・電話・メール・公式サイトのAI相談窓口の4種類の方法があります。

誰でもスマホへの申し込み手順

誰でもスマホへの申し込みは、WEBと店舗のどちらかから可能です。WEB申し込みの場合は最短翌日、店頭申し込みの場合は最短当日からスマホの利用を開始できます。WEB・店舗それぞれの申し込み手順は以下のとおりです。

WEB申し込みの手順

店舗申し込みの手順

なお、誰でもスマホの申し込みには本人確認書類が必要です。本人確認書類として使えるものは、以下の表のとおりです。書類の種類によって、店頭受け取りができるものとできないものがあります。

本人確認書類
スマホの受取方法	利用可能な書類
店頭受け取りと自宅への返送のどちらも可能	運転免許証 特別永住者証明書 マイナンバーカード パスポート 船舶観光上陸許可書 国民健康保険 健康保険 船員保険 後期高齢者医療若しくは介護保険の被保険者証 健康保険日雇特例被保険者手帳 国家公務員共済組合若しくは地方公務員共済組合の組合員証 私立学校教職員共済制度の加入者証又は自衛官診療証 児童扶養手当証書 特別児童扶養手当証書 母子健康手帳 身体障害者手帳 精神障害者保健福祉手帳 療育手帳 戦傷病者手帳 など
店頭受け取りはできず自宅へ郵送される	生活保護受給証明書 印鑑登録証明書 戸籍の謄本若しくは抄本 住民票の写し又は住民票の記載事項証明書

誰でもスマホに関するよくある質問

誰でもスマホに関するよくある質問とその回答を紹介します。

誰でもスマホのSIMや携帯端末はいつ届く？

誰でもスマホでSIMカードや携帯端末を申し込むと、1〜3日ほどで自宅に到着します。営業日の17時までに初期費用を入金すると当日発送されるので、急いでいる場合は早めに申し込みましょう。

誰でもスマホは店舗でも契約できる？

誰でもスマホは、全国の店舗で契約ができます。店舗で契約すると、当日中にスマホの利用開始が可能です。なお、店舗は完全予約制なので、事前の予約をしてから店舗に行きましょう。

携帯審査に通らない場合でも誰でもスマホなら契約できる？

誰でもスマホは「携帯ブラックリストの方でも安心して契約できる」と謳っているため、他社の審査に落ちた場合でも契約できる可能性があります。ただし、誰でもスマホにも独自の審査基準を設けているため、ブラックリストなどへの登録状況に問題があれば審査に落ちる場合もある点には要注意です。

「誰でもスマホ」と「だれでもモバイル」は違うサービス？

「誰でもスマホ」と「だれでもモバイル」は、どちらもブラックな人でも契約しやすい格安SIM・格安スマホですが、まったく異なるサービスです。だれでもモバイルでは、通話機能がないデータ通信SIMも選択できます。

誰でもスマホの料金は後払いですが、だれでもモバイルの利用料金は前払いが必要です。また、初期費用が8,800円〜と初期費用が高い点にも気をつける必要があります。

ブラックでもスマホを持ちたいならサンシスコンもおすすめ

誰でもスマホと同じく、レンタル携帯MVNOのサンシスコンでも審査なしで携帯を契約できます。レンタルした携帯は6か月時点で個人名義に切り替わるため、返却不要で長期間利用可能です。一部の端末は1円から借りられる上、初期費用は最安級550円から利用できます。

誰でもスマホの独自基準をクリアできずに契約できなかった人も、サンシスコンでなら携帯を持てる可能性があります。

サンシスコンのレンタルスマホの特長

詳しいサービスの内容は以下のページで詳しく紹介しています。ぜひチェックして、誰でもスマホと比較してみてください。