クレジットカードなしで契約できる格安SIM13選！選び方や注意点も

クレジットカードなしでも契約できる格安SIMはいくつもあります。口座振替・コンビニ払い・デビットカードが使える格安SIMなら、クレカ不要で契約可能です。

とはいえ、格安SIMは数が多く特徴もさまざまなので、「クレカ不要で契約できる格安SIMの選び方がわからない」「クレジットカードがなくても契約できる格安SIMの具体例を知りたい」といった声が上がっています。

そこで本記事では、クレジットカードなしで契約できる格安SIMの選び方と、クレカ不要のおすすめの格安SIMについて解説します。ブラックでクレジットカードが持てない人向けに、審査なしで契約できる格安SIMも紹介するのでぜひチェックしてみてください。

これを読めば、クレカなしで契約できる格安SIMが選べるようになりますよ。

クレジットカードなしでも契約できる格安SIMはある

格安SIMにはクレジットカードでの支払いが必要なものが多い一方、クレジットカードなしで契約できる格安SIMもあります。口座振替やコンビニ払い、デビットカードでの支払いができる格安SIMなら、たとえクレジットカードを持っていなくても、格安SIMを契約できるでしょう。

クレジットカードなしで契約できる格安SIMの選び方

クレジットカードなしで契約できる格安SIMの選び方を解説します。選び方のポイントは、以下の7つです。

選び方のポイント

支払方法で選ぶ

まずは支払方法をチェックしましょう。クレジットカードなしで契約できる格安SIMは、支払方法に口座振替やコンビニ払いが選択できます。クレジットカード以外の支払方法が選択できる格安SIMを選んでください。

また、「クレジットカードはなくてもデビットカードはある」という人は、デビットカード対応の格安SIMを選ぶのもおすすめです。デビットカードはクレジットカードと比べて作成時の審査もそれほど厳しくないので、事前に用意しておくのもよいでしょう。

審査の難しさで選ぶ

同じ格安SIMであっても各社審査の厳しさは異なります。過去に携帯代を長期間滞納して強制解約されたことがあったり、不適切な短期解約をしたことがあったりすると、審査が厳しい格安SIMは契約できない可能性がある点には注意してください。

審査に通るか不安な人は、「審査なし」と公言している格安SIMを検討してみましょう。就労支援などに取り組む格安SIMなら、他社で携帯代の滞納があっても契約できる可能性があります。

また、携帯会社間で携帯代を滞納している利用者の情報（不払い者情報）を共有するTELESA（一般社団法人 テレコムサービス協会）やTCA（一般社団法人 電気通信事業者協会）に不参加の格安SIMも、比較的審査が緩い可能性があります。参加有無は、以下のリンクから確認可能です。

通信品質で選ぶ

繋がりやすさや速度などの通信品質は、格安SIMを選ぶ際のポイントの1つです。安定した繋がりやすさや通信速度を重視するなら、MNOに分類される格安SIMを選びましょう。MNOは、3大キャリアと同じ回線を使うため、通信品質が安定しているのが利点です。

また、住んでいる地域やよくインターネットを使う時間帯の実際の通信速度を調べてみましょう。ネット上で格安SIMの通信速度を検索すると、ユーザーが提供した通信速度の情報が確認できます。極端に通信速度が遅いものを選ばないように注意してください。

月額料金で選ぶ

月額料金を比較して選ぶのも重要です。格安SIMにはさまざまな特徴を持つものがあり、料金も異なります。希望するデータ容量・オプションのプランを選んだとき、お得な料金で使える格安SIMを選びましょう。

格安SIMの中には、特定のインターネット回線や電力会社、その他サービスとセットで利用すれば料金が安くなるものもあります。こうしたセット割を利用して料金を抑えられる格安SIMを選べば、通信費を抑えてスマホを利用できるでしょう。

データ容量で選ぶ

格安SIMにはさまざまなデータ容量のプランがあります。毎月使うデータ容量に合わせてプランを選択しましょう。使い方に対する必要なデータ容量の目安は以下の表のとおりです。

使い方と必要なデータ容量の目安
データ容量	使い方
1GB	通話がメイン
3〜5GB	自宅ではWi-Fiを使い、外出先ではニュースを読んだりテキストメッセージのやり取りをしたりする程度
6〜10GB	自宅ではWi-Fiを使い、外出先でSNSを見たり音楽を聴いたりする
11〜20GB	自宅ではWi-Fiを使い、外出先で動画を視聴したりゲームをしたりする
30GB以上	Wi-Fiがない環境で、動画・ゲーム・SNSなどを長時間利用する

手続きのしやすさで選ぶ

スマホの手続きに慣れていない人は、手続きのしやすさにも注目しましょう。実店舗で申し込みの手続きができる格安SIMなら、スタッフのサポートを受けながら契約ができます。格安SIMの中にも全国に多くの店舗があるものもあるため、優先的に検討してみるとよいでしょう。

キャンペーンや特典で選ぶ

格安SIMの中には、期間限定のキャンペーンや特典を用意しているところもあります。割引価格でスマホを利用できるなどのメリットがあるため、キャンペーンや特典が豊富な格安SIMを選ぶのもおすすめです。

キャンペーンや特典は、時期によって異なる場合があります。気になる格安SIMがある場合は、定期的に公式サイトなどでキャンペーン・特典をチェックしてみてください。

クレジットカードなしで契約できる格安SIM13選

クレジットカードなしで契約できる格安SIMを13社紹介します。

サンシスコン

サンシスコンの概要
格安SIM		サンシスコン
支払方法		クレジットカード・口座振替・コンビニ決済
デビットカード使用可否		不可
審査有無		なし
タイプ		MVNO
回線		ドコモ回線 ソフトバンク回線
月額 料金	〜1GB	3,278円〜
	2〜3GB	3,580円〜
	4〜10GB	4,680円〜
	11〜20GB	4,980円〜
	21〜30GB	6,980円〜
	31GB〜	6,980円〜
データ容量プラン		1GB・3GB・5GB・10GB・20GB・25GB・50GB・100GB
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り： Mbps 上り： Mbps
通話料金		–
かけ放題オプション		無制限かけ放題
最低契約期間		利用開始から6か月
実店舗		あり

サンシスコンは、他の格安SIMとは違って審査なしで契約できるのが特徴のサービスです。口座振替やコンビニ決済が利用できるため、クレジットカードを持っていない人でも利用できます。プランは1〜100GBまで豊富なので、自分に合うプランが見つかるでしょう。

サンシスコンのスマホはレンタル扱いなので購入は不要です。契約後6か月目に個人名義に切り替わるため、審査なしで自分名義のスマホを持つことができます。他の格安SIMの審査に落ちてしまった人は、ぜひサンシスコンの利用を検討してみてください。

サンシスコンのレンタルスマホの特長

詳しくは、ぜひ以下のページをチェックしてみてください。

povo

povoの概要
格安SIM		povo
支払方法		クレジットカード・ペイディ（コンビニ払い・銀行振込・口座振替）・Nudgeカード
デビットカード使用可否		不可
審査有無		あり
タイプ		MNO
回線		au回線
月額 料金	〜1GB	990円
	2〜3GB	990円
	4〜10GB	2,700円
	11〜20GB	2,700円
	21〜30GB	2,780円
	31GB〜	3,770円〜
データ容量プラン		データ追加1GB（7日間）・データ追加3GB（30日間）・データ追加1GB（180日間）・データ追加20GB（30日間）・データ追加30GB（30日間）・データ追加60GB（90日間） ・データ追加300GB（90日間）など
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り：106.2Mbps 上り：16.63Mbps
通話料金		22円/30秒
かけ放題オプション		5分かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間		なし
実店舗		なし

povoは、auのオンライン専用ブランドです。実店舗はなく、専用アプリから契約する必要があります。必要なデータ容量を適宜追加するトッピング方式を採用しており、使い方に合わせたカスタマイズがしやすいのが魅力です。

月額基本料金は発生しないので、サブ回線にも適しています。数か月分のデータ容量をまとめ買いしておけば、ほかの格安SIMよりもコストを抑えることも可能です。

支払方法は、クレジットカードのほかペイディが利用できます。ペイディでは、コンビニ払い・銀行振込・口座振替などさまざまな支払方法が使用可能です。

UQ mobile

UQ mobileの概要
格安SIM		UQ mobile
支払方法		クレジットカード・口座振替
デビットカード使用可否		可
審査有無		あり
タイプ		MNO
回線		au回線
月額 料金	〜1GB	2,365円
	2〜3GB	2,365円
	4〜10GB	2,365円〜
	11〜20GB	3,278円
	21〜30GB	3,278円
	31GB〜	–
データ容量プラン		4GB・15GB・33GB
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り：98.9Mbps 上り：15.05Mbps
通話料金		22円/30秒
かけ放題オプション		5分かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間		なし
実店舗		あり

UQ mobileは、auがサブブランドとして展開する格安SIMです。全国のauショップで申し込みやサポートを受けることができます。サブブランドとはいえ回線はauと同じなので、通信速度や繋がりやすさ重視の人にもぴったりです。

データ容量プランは、4〜33GBの3種類があります。4GBプランはやや割高ですが、33GBプランは比較的安いので、大容量プランを希望する人には候補の1つとなるでしょう。

クレジットカードのほかに、口座振替での料金の支払いが可能です。また、デビットカードにも対応しています。

LINEMO

LINEMOの概要
格安SIM		LINEMO
支払方法		クレジットカード・口座振替
デビットカード使用可否		可
審査有無		あり
タイプ		MNO
回線		ソフトバンク回線
月額 料金	〜1GB	990円
	2〜3GB	990円
	4〜10GB	2,090円
	11〜20GB	2,970円
	21〜30GB	2,970円
	31GB〜	–
データ容量プラン		3GB・10GB・30GB
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り：106.28Mbps 上り：17.4Mbps
通話料金		22円/30秒
かけ放題オプション		5分かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間		なし
実店舗		なし

LINEMOは、ソフトバンクのオンライン専用ブランドです。実店舗での契約はできず、Web上で自分で契約手続きをする必要があります。LINEでのギガ消費がないのが大きな特徴で、LINEでの写真・動画のやりとりや通話をよく使う人におすすめです。

データ容量プランは、3GB・10GB・30GBの3種類があります。3GBプランは990円と比較的安い料金で利用可能です。

クレジットカード以外には、口座振替とデビットカードが使えます。使えるデビットカードは、VISA・Master・JCBのマークが付いているものです。

Y!mobile

Y!mobileの概要
格安SIM		Y!mobile
支払方法		クレジットカード・口座振替
デビットカード使用可否		可
審査有無		あり
タイプ		MNO
回線		ソフトバンク回線
月額 料金	〜1GB	2,365円
	2〜3GB	2,365円
	4〜10GB	2,365円〜
	11〜20GB	4,015円
	21〜30GB	4,015円
	31GB〜	5,115円〜
データ容量プラン		4GB・30GB・35GB
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り：93.05Mbps 上り：16.4Mbps
通話料金		22円/30秒
かけ放題オプション		10分かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間		なし
実店舗		あり

Y!mobileは、ソフトバンクが展開するサブブランドです。手続きができる専門ショップが多く、手軽に店舗で申し込めます。回線はソフトバンクと同じなので、通信速度・繋がりやすさともに十分です。

4〜35GBまでの3種類の料金プランは、他の格安SIMと比べるとやや高めだといえます。ソフトバンクのインターネット回線とのセット割など、割引特典が利用できるのであれば選択肢となるでしょう。

irumo

irumoの概要
格安SIM		irumo
支払方法		クレジットカード・口座振替
デビットカード使用可否		可
審査有無		あり
タイプ		MNO
回線		ドコモ回線
月額 料金	〜1GB	2,167円
	2〜3GB	2,167円
	4〜10GB	2,827円
	11〜20GB	–
	21〜30GB	–
	31GB〜	–
データ容量プラン		0.5GB・3GB・6GB・9GB
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り：103.72Mbps 上り：10.93Mbps
通話料金		22円/30秒
かけ放題オプション		5分かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間		なし
実店舗		あり

irumoは、ドコモのサブブランドの位置付けの格安SIMです。0.5GBや3GBといった小容量プランがあるのが特徴で、0.5GBプランなら550円/月で利用できます。通話やWi-Fi環境下での使用がメインの人は検討してみてもよいでしょう。

回線はドコモと同じなので、通信速度や繋がりやすさは良好です。ドコモショップで手続きをしたり、サポートを受けられたりする点も魅力的だといえます。

ahamo

ahamoの概要
格安SIM		ahamo
支払方法		クレジットカード・口座振替
デビットカード使用可否		可
審査有無		あり
タイプ		MNO
回線		ドコモ回線
月額 料金	〜1GB	2,970円
	2〜3GB	2,970円
	4〜10GB	2,970円
	11〜20GB	2,970円
	21〜30GB	2,970円
	31GB〜	4,950円〜
データ容量プラン		30GB・110GB
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り：112.53Mbps 上り：11.39Mbps
通話料金		22円/30秒
かけ放題オプション		5分かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間		なし
実店舗		なし

ahamoは、ドコモのオンライン専用プランです。原則ドコモショップでの手続きはできませんが、有料オプションを使えば店舗でのサポートを受けられます。dポイントを貯めやすい「ポイ活プラン」が特徴で、dポイントを貯めたり使ったりしている人にはおすすめです。

データ容量プランは30GB・110GBの2種類で、いずれも大容量プランです。小容量プランを求めている人は、別の格安SIMを検討した方がよいでしょう。

楽天モバイル

楽天モバイルの概要
格安SIM		楽天モバイル
支払方法		クレジットカード・口座振替
デビットカード使用可否		可
審査有無		あり
タイプ		MNO
回線		楽天回線
月額 料金	〜1GB	1,078円
	2〜3GB	1,078円
	4〜10GB	2,178円
	11〜20GB	2,178円
	21〜30GB	3,278円
	31GB〜	3,278円
データ容量プラン		3GB・20GB・無制限
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り：18.17Mbps 上り：11.34Mbps
通話料金		無料（専用アプリ使用時）
かけ放題オプション		15分以内かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間		なし
実店舗		あり

楽天モバイルは、楽天回線を利用する格安SIMです。3GB・20GB・無制限と使った分だけ料金が上がるシステムで、20GBを超えると一律3,278円/月となります。月によって利用するデータ容量が変動する人や、100GB以上などかなりの容量を消費する人にピッタリです。

通信速度は、他の回線を使う格安SIMと比べるとやや遅くなる場合があります。また、楽天回線の整備ができていないエリアでは繋がりにくい場合がある点には注意が必要です。

mineo

mineoの概要
格安SIM		mineo
支払方法		クレジットカード・口座振替（eo光契約者のみ）
デビットカード使用可否		不可
審査有無		あり
タイプ		MVNO
回線		ドコモ回線 au回線 ソフトバンク回線
月額 料金	〜1GB	1,298円
	2〜3GB	1,518円
	4〜10GB	1,958円
	11〜20GB	2,178円
	21〜30GB	–
	31GB〜	–
データ容量プラン		1GB・5GB・10GB・20GB
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り：53.1Mbps 上り：12.21Mbps
通話料金		10円/30秒（専用アプリ使用時）
かけ放題オプション		10分かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間		なし
実店舗		あり

mineoは、情報通信インフラサービスを手がけるオプテージが提供する格安SIMです。au・ドコモ・ソフトバンクの3大キャリアそれぞれの回線が選択できるMVNOで、生活圏内で繋がりやすい回線を選べます。

プランは、1〜20GBと30GB以上の大容量プランには非対応です。ただ、20GBプランは比較的安いため、20GB程度使う人には選択肢の1つとなるでしょう。

光回線サービスのeo光の契約者なら、口座振替での料金支払いができます。デビットカードは利用できない場合があるとして奨励されていません。

J:COM MOBILE

J:COM MOBILEの概要
格安SIM		J:COM MOBILE
支払方法		クレジットカード・口座振替（J:COM契約者のみ）
デビットカード使用可否		可
審査有無		あり
タイプ		MVNO
回線		au回線
月額 料金	〜1GB	1,078円
	2〜3GB	1,628円
	4〜10GB	2,178円
	11〜20GB	2,728円
	21〜30GB	–
	31GB〜	–
データ容量プラン		1GB・5GB・10GB・20GB
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り：79.66Mbps 上り：17.1Mbps
通話料金		22円/30秒
かけ放題オプション		5分かけ放題・60分かけ放題
最低契約期間		なし
実店舗		あり

J:COM MOBILEは、ケーブルテレビ事業を展開するJ:COMの格安SIMです。au回線を借りてMVNOとしてサービスを提供しています。実店舗での手続き受付やサポートが利用できるため、オンラインでの手続きだけでは不安だという人にもぴったりです。

データ容量プランは、1〜20GBと一般的ですが、料金は全体的にやや高めだといえます。ケーブルテレビのJ:COMを利用していれば、一部プランが割引価格で利用可能です。

クレジットカードのほか、ケーブルテレビのJ:COMを契約していれば口座振替も利用できます。デビットカードでの支払いも可能です。

DTI SIM

DTI SIMの概要
格安SIM		DTI SIM
支払方法		クレジットカード・口座振替
デビットカード使用可否		不可
審査有無		あり
タイプ		MVNO
回線		ドコモ回線
月額 料金	〜1GB	1,485円
	2〜3GB	1,650円
	4〜10GB	2,420円
	11〜20GB	3,960円
	21〜30GB	3,960円
	31GB〜	3,960円〜
データ容量プラン		2GB・4GB・8GB・16GB・1.4GB/日
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り：46.86Mbps 上り：11.45Mbps
通話料金		22円/30秒
かけ放題オプション		10分かけ放題
最低契約期間		なし
実店舗		なし

DTI SIMは、ドリーム・トレイン・インターネットという企業が展開する格安SIMです。ドコモ回線を借りてサービスを提供するMVNOに分類されます。毎日1.4GBまで使えるプランが特徴的で、使い方によっては便利に利用できるでしょう。

通常プランは、2GB・4GB・8GB・16GBと小〜中容量向けです。すべてに10分かけ放題がついているため他の格安SIMと比べると料金はやや高めですが、通話をよく使う人はチェックしてみるとよいでしょう。

支払方法はクレジットカードと口座振替の2つです。デビットカードは利用できないケースがあるため、奨励されていません。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルの概要
格安SIM		BIGLOBEモバイル
支払方法		クレジットカード・口座振替
デビットカード使用可否		可
審査有無		あり
タイプ		MVNO
回線		ドコモ回線 au回線
月額 料金	〜1GB	1,078円
	2〜3GB	1,320円
	4〜10GB	3,740円
	11〜20GB	5,720円
	21〜30GB	8,195円
	31GB〜	–
データ容量プラン		1GB・3GB・6GB・12GB・20GB・30GB
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り：22,78Mbps 上り：8.18Mbps
通話料金		9.9円/30秒（専用アプリ使用時）
かけ放題オプション		3分かけ放題・10分かけ放題
最低契約期間		なし
実店舗		なし

BIGLOBEモバイルは、プロバイダ事業などを展開するBIGLOBEの格安SIMです。動画・音楽・電子書籍・ラジオなどの特定のエンタメ系アプリ使用時にギガを消費しないオプションが特徴的で、YouTubeやSpotifyなど対象アプリをよく使う人には候補になり得ます。

データ容量の選択肢は1〜30GBと幅広いものの、全体的に料金は高めです。コスト重視なら他の格安SIMを検討した方がよいでしょう。

料金の支払いにはクレジットカードと口座振替が利用できます。デビットカードも利用できますが、一部のカードは正しく登録できない点には注意が必要です。

QTモバイル

QTモバイルの概要
格安SIM		QTモバイル
支払方法		クレジットカード・口座振替
デビットカード使用可否		不可
審査有無		あり
タイプ		MVNO
回線		ドコモ回線 au回線 ソフトバンク回線
月額 料金	〜1GB	1,100円
	2〜3GB	1,540円
	4〜10GB	1,980円
	11〜20GB	2,200円
	21〜30GB	3,300円
	31GB〜	–
データ容量プラン		2GB・4GB・6GB・10GB・20GB・30GB
通信速度 ※みんなの回線速度（2024年2月6日）		下り：7.37Mbps 上り：6.19Mbps
通話料金		11円/30秒
かけ放題オプション		10分かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間		利用開始の当月末日
実店舗		あり

QTモバイルは、九州電力グループのQTnetが提供する格安SIMです。九州電力やBBIQ光とセットで利用すれば、割引価格で各プランを利用できます。データ容量プランは2〜30GBと幅広く、セット割を提供しない場合でも相場と同程度の価格帯です。

店舗での申し込みは可能ですが、店舗があるのは九州のみ。九州以外のエリアに住んでいる人は、他の格安SIMの方がお得に利用できるでしょう。

支払方法はクレジットカードと口座振替の2種類です。デビットカードは利用できません。

口座振替でスマホ代を支払う場合の注意点

クレジットカードなしで契約できる格安SIMの多くでは、口座振替でスマホ代を支払います。口座振替を利用する際の注意点を紹介します。

手数料がかかる場合がある

口座振替で料金を支払うと、振替手数料が発生するケースがあります。振替手数料は数百円程度ですが、毎月発生するため小さな負担とはいえません。

口座振替を利用するための条件がある場合がある

口座振替を利用するために条件が設定されている格安SIMもある点には注意が必要です。例えば、本記事で紹介した格安SIMの中では、mineoとJ:COM MOBILEで口座振替を使う際に条件があります。

クレカ支払いより審査が厳しい場合がある

格安SIM各社の審査基準は公表されていませんが、一般的に支払方法でクレジットカードを指定した場合よりも口座振替を指定した場合の方が審査が厳しくなるといわれています。クレジットカードであればカード会社から料金が支払われますが、口座振替の場合は残高不足だと料金が支払われないためです。

格安SIMの審査に落ちて困っている人は、ブラックでも契約できる格安SIMを利用しましょう。以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

▶ブラックでも携帯契約できる格安SIM12選！審査落ちの原因や対処法についても紹介

格安SIMに関するよくある質問

格安SIMに関するよくある質問とその回答を紹介します。

格安SIMと格安スマホの違いは？

格安SIMと格安スマホに明確な違いはありません。どちらも3大キャリアよりも費用を抑えて契約できるSIM・スマホを指す言葉です。

格安SIMへの乗り換えに費用はかかる？

格安SIMに関わらず、通信事業者の乗り換えには費用がかかる場合があります。費用が発生するのは、乗り換え先の格安SIMにおける事務手数料やSIMカード発行料などの初期費用です。これらの初期費用は3,000〜4,000円程度が一般的で、キャンペーンや特典で無料になるケースもあります。

格安SIMへの乗り換え手順は？

格安SIMへの一般的な乗り換え手順は、以下のとおりです。

格安SIMへの乗り換え手順

MNP予約番号とは、電話番号を変えずに携帯会社を乗り換える際に必要な番号です。電話番号を引き継ぐ必要がない場合は、発行を依頼する必要はありません。

また、「MNPワンストップ」対応の携帯会社間での乗り換え時も、MNP予約番号の発行は不要です。乗り換え先の格安SIMに申し込めば、自動的に電話番号を引き継いで乗り換えることができます。

格安SIMへは店舗で乗り換えられる？

実店舗を持つ格安SIMであれば、店舗での乗り換え手続きが可能です。店舗でスタッフのフォローを受けながら手続きをしたい場合は、実店舗がある格安SIMを選んでください。

格安SIMにもかけ放題プランはある？

格安SIMのほとんどがかけ放題プラン・オプションを用意しています。オプションを追加するのが面倒な人には、基本プランにかけ放題が付いている格安プランがおすすめです。

通話機能がない格安SIMもある？

電話番号が発行されないデータ通信専用のプランがある格安SIMもあります。「通話はほとんどしない」「SNSの通話機能があれば十分」という場合は、データ通信専用プランがある格安SIMを選ぶとよいでしょう。一般的に、音声通話プランよりも費用を抑えて契約できます。

格安SIMでもサポートはしっかり受けられる？

格安SIMのサポートの充実度は各社で差があります。サポートに期待をしたい場合は、問い合わせのしやすさや保証内容などのサポート面を比較して格安SIMを選んでください。3大キャリアのサブブランドにあたる格安SIMなどは、店頭などで充実したサポートを受けられるでしょう。