auの支払いが間に合わないと利用停止や強制解約となり、携帯が使えなくなるだけでなく、最悪の場合にはブラックリスト入りとなってしまいます。au以外のキャリアとも契約が難しくなるので支払い遅れに気付いた段階で早めに支払うことが大切です。
ただ、料金を支払おうと思ってもどうすればいいかわからず「どこに連絡すればいいかわからない」「コンビニで支払いはできるのか」「クレジットカードで支払いができなかった」などの声が散見されます。
この記事ではau携帯の支払いが遅れることで引き起こされる問題とその影響、利用停止や強制解約を防ぐための具体的な対策方法について解説します。
また、ブラックリストになった場合でも審査不要で携帯契約する方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
auの支払いが遅れたらどうなるのか
auの支払いが遅れるとau携帯が利用停止されたり追加手数料を請求されたりと、さまざまな影響があります。
また、料金の滞納が長引くと他キャリアに機種変更ができなかったり、強制解約されたりする場合もあるため、あらかじめ滞納が及ぼす影響について確認しておきましょう。
支払い遅れや滞納についての包括的な内容は、以下の記事でも詳しく紹介しています。
auの携帯が利用停止される
au携帯の未払い状態が続くと、サービスの利用が停止されます。
サービスの利用が停止されるとau携帯の回線が止まるため、通話やメールができなくなります。
解約とは異なり利用停止の場合は電話番号やメールアドレスは保持されているため、料金を支払えば再度利用が可能です。
追加手数料を請求される
auの支払いが遅れると、追加の手数料が請求されます。
auで発生する追加手数料は下記の2種類です。
- 払込取扱票発行手数料
- 期日後料金支払手数料
払込取扱票発行手数料は220円(税込)、期日後料金支払手数料は330円(税込)が発生します。
また、期日後料金支払手数料は、次の支払い方法をおこなう際に適用されます。
- 店頭(au Style/auショップ、UQスポット)での支払い
- 当社所定のポータルサイト(My au/My UQ mobile)からの支払い
- Pay-easyを利用した支払い
- お客さまセンターから案内するコンビニエンスストア用の決済番号/確認番号での支払い
支払いが遅れると期限内に支払うよりも割り増しになってしまうので注意しましょう。
他キャリアに機種変更ができなくなる
auの携帯代を滞納すると他キャリアに機種変更できません。
auの携帯料金の支払いが遅れると大手キャリアが加盟している「TCA」や「TELESA」で共有している不払いリストに登録されてしまいます。
未払い金を支払うと不意払いリストから自身の名前を消すことが可能なので、機種変更を希望する場合は早めに未払い金を支払いましょう。
利用停止後も未払いを続けると強制解約される
利用停止後も未払いが続くと、強制解約されます。
強制解約された場合、たとえ未払い料金を支払ったとしても、サービスの利用を再開できません。
電話番号やメールアドレスも利用できなくなるため、携帯を利用し続けたい方は強制解約前に料金を支払って契約を継続することが大切です。
auを強制解約されるとどうなるのか
auを強制解約されたあとも未払いが長引くと、財産を差し押さえられる可能性があります。
また、信用情報に事故情報が記録されるため、他キャリアでも契約できなくなるという点にも注意が必要です。
未払いが長引くと財産を差し押さえられる
auの携帯代の未払いが長引くと民事訴訟を起こされ、財産を差し押さえられる可能性があります。
多くの場合、未払い債権はauから債権回収業者に渡りますが、債権回収会社は未払い債権が回収できないと判断すると、裁判所へ債権差押命令の申し立てをおこないます。
差し押さえられる財産は口座預金や給料などが主です。
信用情報に事故情報が記録される
auに強制解約されると大手キャリアが加盟している「TCA」や「TELESA」の不払いリストのみでなく、指定信用情報機関(CIC)にも事故情報が登録されます。
携帯代金の未払い情報が信用情報に記録されると住宅ローン、車のローン、クレジットカードの契約などに大きな影響を及ぼします。
指定信用情報機関の事故情報の抹消には5年程度かかるため、将来のローンや契約に悪影響を及ばないためにも信用情報に傷がつかないようにしましょう。
ブラックリスト入りして、他の大手キャリアでも契約できなくなる
auはTCやTELESAを通じて他の大手キャリアと未払い情報を共有しているため、au以外の大手キャリアでも契約ができなくなります。
通信業界全体で信頼を失ってしまい、新規契約のみでなく機種変更も難しくなるでしょう。
au携帯代の滞納→利用停止→強制解約までの流れ
au携帯代の滞納から利用停止、強制解約までの流れは次のとおりです。
- 期日後10日~2週間を目安に利用停止予告が届く
- 利用停止予告記載の支払期日の翌日以降、順次サービスが利用停止になる
- 「契約解除予告」記載の支払期日までに支払いがない場合、強制解約になる
それぞれの流れについて詳しく解説します。
支払い期日後10日~2週間を目安に利用停止予告が届く
auの支払いが滞った場合、支払い期日後10日から2週間を目安に利用停止予告が通知されます。
利用停止予告はSMS、+メッセージ、Eメール、または封書・ハガキの形で届けられます。
支払い日の延長はできないので、通知を受け取ったら速やかに支払うようにしましょう。
利用停止予告記載の支払期日の翌日以降、順次サービスが利用停止になる
利用停止予告記載の支払期日を過ぎても料金が支払われない場合、auは利用停止措置を実施します。
利用停止日の目安は、請求支払期日の翌月中旬頃が一般的です。
利用停止になると、通話やデータ通信などすべての機能が使用不可能になるため、日常生活に支障を来たす可能性があります。
「契約解除予告」記載の支払期日までに支払いがない場合、強制解約になる
利用停止後も未払いが続くと「契約解除予告」が通知されます。
「契約解除予告」には最終的な支払期日が記載されており、その日までに支払いが完了しない場合、au携帯電話やUQ mobileスマートフォンを含むすべての契約が解除されます。
契約が解除されると再契約や他キャリアへの移行が困難になるほか、信用情報にも影響を与えるため将来に渡って経済的な不利益を被ってしまうでしょう。
au携帯の支払いが遅れた場合(滞納)の対処法
au携帯の支払いが遅れた際、支払いを忘れていた場合は速やかに支払いましょう。
金銭的に支払いが難しい場合はauのメッセージ窓口への相談や支払いプランの見直しも必要です。
auへの支払いが難しい場合は、より料金の安い格安SIMへの乗り換えも検討しましょう。
支払いを忘れていた場合は速やかに支払う
支払いを忘れてしまった場合、できるだけ早く料金を支払いましょう。
支払い方法はMy au、もしくは振込用紙での支払いが可能です。
支払う金額がわからない場合は、My auで当月請求を含む直近6ヶ月分の支払い状況を確認してみましょう。
auのメッセージ窓口に相談してみる
支払いに関して不明点、もしくは特別な事情がある場合は、auのメッセージ窓口に相談してみましょう。
auは基本的に支払いの猶予や延長は受け付けていませんが、利用停止や強制解約を回避するための個別的な対応方法を教えてもらえる可能性があります。
月々の支払いが厳しい場合は支払いプランを見直す
月々のau携帯の料金の支払いが難しい場合、支払いプランの見直しを検討してみましょう。
au公式サイトでは、さまざまなプランに基づく支払い料金のシミュレーションができます。
シミュレーションツールを活用しながら、より経済的なプランへの変更ができるかを確認してみてください。
格安SIMへの乗り換えを検討する
auの支払いプランが予算に合わない場合、大手キャリア以外の格安SIMへの乗り換えも一つの選択肢です。
格安SIMは通常、大手キャリアよりも低コストで利用できるため、大幅に通信費を削減できるでしょう。
乗り換える前にはサービス内容や月々の料金などを確認し、自分のニーズに合ったキャリアを選ぶことが大切です。
au携帯を利用停止された場合の対処法
au携帯が利用停止になった場合は、郵送で届く振込用紙やMy auから支払いを済ませましょう。
通話停止が解除されるタイミングは、コンビニや店舗にて支払いをするタイミングで異なります。
20時までに支払いをすると支払い後約30分、20時以降の支払いの場合は翌日の朝9時頃に利用停止が解除されます。
My auで入金した場合で利用停止の解除タイミングを知りたい場合、もしくは支払いを済ませても通話停止が解除されない場合は、auお客さまセンターに問い合わせてみましょう。
なお、auは支払期日の延長は承っていません。
利用停止になってからも未払いを続けると強制解約になってしまうため、もしも期日までの支払いが難しい場合は日雇いアルバイトや不用品の売却、一時的に家族に立て替えてもらうなどの方法で、短期間で現金を工面する方法を検討してみてください。
au携帯を強制解約された場合の対処法
auを強制解約された場合でも、スマホを手に入れる方法がいくつかあります。
- 携帯代金を一括購入する
- SIMカードのみを契約する
- ブラックリストに載ってから5年後に申し込む
- 前払い制のプリペイド携帯を利用する
- 審査不要のレンタルサービスを使う
au携帯を強制解約された方は、ぜひこれから紹介する対処法を試してみましょう。
携帯代金を一括購入する
auを強制解約されてブラックリストに載ってしまった場合でも、携帯代金を一括で購入する場合は信用情報機関への確認はおこなわれません。
携帯代金の一括購入が難しい場合は、家電量販店や携帯ショップが開催する「端末が1円で購入できるキャンペーン」などを利用するのもおすすめです。ただし、信用情報機関への確認はないものの、キャリア独自の規定や審査に引っかかる可能性がある点には注意が必要です。
SIMカードのみを契約する
スマホ本体料金の分割払いをすると分割審査が発生するため、SIMカードのみを購入するのもおすすめです。
SIMカードは通信や通話をするために必要になるICチップで、大手キャリアでもSIMカード単体での契約が可能です。SIMカードのみの契約の場合は、すでに持っている端末を利用するか、中古ショップなどでスマホ本体を購入しましょう。
ブラックリストに載ってから5年後に申し込む
ブラックリストは原則5年が経過すると登録が抹消されるため、事故情報が消えるのを待ってから申し込むのも一つの手段です。
ただし、信用情報機関から登録が消えるのは「滞納料金を完済してから5年」なので、未払い金がある方は早めに支払いを済ませましょう。自身がブラックリストに入っているかどうかは、信用情報機関の公式サイトから開示請求をすることで確認できます。
前払い制のプリペイド携帯を利用する
強制退会になってau以外のキャリアの契約が難しい場合は、前払い制のプリペイド携帯もおすすめです。
プリペイド携帯は簡単な審査で済む場合も多く、一般的な携帯よりも比較的容易に持つことができます。
ただし、通常の携帯よりも料金が高くついてしまうため、あくまでも緊急時の一時的な利用に留めておくとよいでしょう。
審査不要のレンタルサービスを使う
分割審査に通らず一括購入も金銭的に難しい方は、レンタル携帯サービスがおすすめです。
レンタル携帯サービスなら、信用情報に傷がある人でもスマホをレンタルして使用できます。
また、ブラックでも契約できる格安SIMや格安スマホについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
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