ソフトバンクには、プリペイド携帯/プリペイドスマホプランのシンプルスタイルがあります。通話もできる音声通話SIMで、100MB〜3GBのデータ容量をチャージしながら継続的に利用可能です。
しかし、プリペイド携帯を提供しているのはソフトバンクだけでなく、それぞれメリットやデメリットがあるため、「ソフトバンクのプリペイドスマホとはどんなものなのかを知りたい」「シンプルスタイルのメリット・デメリットがわからない」といった声が上がっています。
そこで本記事では、ソフトバンクのプリペイド携帯/プリペイドスマホプランであるシンプルスタイルの概要や契約方法、メリット・デメリットについて解説します。ソフトバンクのプリペイド携帯よりも料金を抑えて、審査不要でスマホを持てる方法にも触れるので、ぜひチェックしてみてください。
これを読めば、ソフトバンクのシンプルスタイルがどんなものなのかを理解でき、お得にスマホを持つためのヒントが得られますよ。
目次
ソフトバンクのプリペイド携帯/スマホとは?
ソフトバンクのプリペイド携帯のプランの概要やチャージ方法、契約方法などについて紹介します。
ソフトバンクのプリペイド携帯のプラン
ソフトバンクのプリペイド携帯には、シンプルスタイル(スマートフォン)とシンプルスタイル(ケータイ)の2種類があります。なお、いずれのプランも4G通信対応で、3Gサービスは終了済みです。
シンプルスタイル(スマートフォン)
シンプルスタイル(スマートフォン)は、スマートフォン専用のプリペイド携帯プランです。基本使用料は無料で、通話料全国一律9.43円/6秒で通話ができます。海外での使用や、国際S!メール送受信、国際SMS送信、国際ローミングには対応していません。
現在、シンプルスタイル(スマートフォン)対応機種としては、以下の2機種が販売されています。
商品名 | 状態 | 価格(税込) | 無料チャージ |
---|---|---|---|
moto g53s 5G | 新品 | 35,200円 | 10,000円分(120日間) |
Libero3 | 新品 | 24,200円 | 10,000円分(120日間) |
moto g53s 5Gは2024年1月発売の比較的新しい機種です。大容量バッテリーや高性能カメラを搭載していながらリーズナブルなので、コスパ重視で選びたい人に適しています。一方、Libero3はさらに安価な廉価スマホです。できるだけ価格を抑えたい人に向いています。
シンプルスタイル(スマートフォン)は、パケット定額サービスでデータ容量を追加してスマホを使用できます。パケット定額サービスのデータ容量と料金は以下の表のとおりです。
容量 | 料金(税込) | 有効期限 | 備考 |
---|---|---|---|
200MB | 990円 | 2日 | ー |
700MB | 2,970円 | 7日 | ー |
3GB | 5,478円 | 30日 | 自動継続 |
有効期限が2日、7日と短いプランのほか、30日間で3GB使えるプランも選べます。3GBプランは自動継続なので、長期間利用する場合は毎月データ容量を追加する手間が省けて効率的です。
シンプルスタイル(ケータイ)
シンプルスタイル(ケータイ)は、通話やメールなどの最低限の機能を備えたシンプルな端末専用のプリペイド携帯プランです。スマートフォン用のプランと同様に基本料金は無料で、通話料全国一律9.43円/6秒で通話ができます。
シンプルスタイル(ケータイ)対応の販売中の機種はSimplyのみです。販売が終了しているdingoのようなガラケーを使いたい場合は、別途中古品などを用意してSIMのみ契約する必要があります。
商品名 | 状態 | 価格(税込) | 無料チャージ |
---|---|---|---|
Simply | 新品 | 6,578円 | 4,000円分(60日間) |
シンプルスタイル(ケータイ)専用のパケット定額サービスは、100MB/30日の1プランです。スマートフォン専用プランと比べるとデータ容量は小さいものの、通話中心であれば問題ないでしょう。
容量 | 料金(税込) | 有効期限 |
---|---|---|
100MB | 330円 | 30日 |
ソフトバンクのプリペイド携帯のチャージ方法
ソフトバンクのプリペイド携帯のチャージ方法には、プリペイドカードを使うものとクレジットカードを使うものの2つがあります。
プリペイドカードは、ソフトバンクショップ・ソフトバンクオンラインショップ・一部のコンビニで購入できます。プリペイドカードを使ったチャージの手順は、以下のとおりです。
- プリペイドカードを購入する
- プリペイドカードのスクラッチ部分を削ってカード番号を確認する
- 「1400」にダイヤルしてカード番号を入力する
- 利用可能残高・利用有効期限・電話番号の有効期限のアナウンスを聞く
プリペイドカードには有効期限があります。カード裏面に記載の有効期限を確認し、期限が切れる前に登録を済ませましょう。
クレジットカードから引き落とされるオンラインチャージには、以下のものが必要です。
必要なもの | 内容 |
---|---|
パソコン | インターネットに接続できるもの |
推奨インターネットブラウザ | Google Chrome™ /Mozilla Firefoxの常時最新版 |
携帯電話番号 | チャージする携帯の電話番号 |
パスワード | My SoftBank登録時に発行されるもの |
クレジットカード | VISA・MasterCard・JCB |
クレジットカード引き落としによるオンラインチャージは、以下の手順で行えます。
- My SoftBankにログインする
- メニューから「料金・支払い管理」を選択する
- 「リチャージ」を選択する
- 「クレジットカード」を選択する
- リチャージする金額を指定する
- カード番号・有効期限を入力してクレジットカードを指定する
- 内容に間違いがなければページ下部の「リチャージ」を選択する
- リチャージ結果が記載されたSMSが届く
ソフトバンクのプリペイド携帯の契約方法
ソフトバンクのプリペイド携帯の契約方法を紹介します。なお、同一名義でソフトバンクのプリペイド携帯プランが契約できるのは、個人の場合2回線まで、法人の場合10回線までです。また、未成年者は親権者の同意が必要で、12歳未満の人は申し込めません。
申し込みの流れは以下のとおりです。
- オンラインショップで購入する機種を選択する
- 支払方法の設定や本人確認書類のアップロードをして申し込みを完了する
- 審査の結果を待つ
- 配送される商品を受け取る
- 初期設定をする
機種購入時の支払方法は、クレジットカード(1回払い)か代金引換が選択できます。本人確認書類には、以下のものが利用可能です。
- 運転免許証
- 日本国パスポート
- マイナンバーカード
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 住民基本台帳カード+補助書類
- 在留カード+外国パスポート
- 特別永住者証明書
補助書類には、以下のものが利用できます。
- 住民票記載事項証明書
- 公共料金領収書
- 官公庁発行の印刷物
未成年者が申し込む場合は、親権者同意書と親権者の本人確認書類も必要です。親権者同意書は公式ページでダウンロードできます。必要名本人確認書類はページに表示される指示にしたがって画像をアップロードし、申し込みを完了してください。
問題なく審査を通過できたら、商品が指定した住所に届きます。到着したら、USIMを端末に装着しましょう。詳細な装着方法は、各機種のサポートページを確認してください。サポートページでは、DINGOシリーズや301Zなど過去機種の情報も確認できます。
USIMの装着が完了したら、電話機の切り替え手続きが必要です。切り替え手続きは、電話かWEBで行えます。
方法 | 連絡先・手続きページ | 必要なもの |
---|---|---|
電話 | 0800-100-2555 | ・携帯電話番号 ・暗証番号 |
WEB | 機種変更の場合 乗り換えの場合 新規契約の場合 |
<機種変更の場合> ・お申し込み受付番号 ・生年月日 ・携帯電話番号 ・暗証番号 ・契約者名 <他社から乗り換える場合> ・お申し込み受付番号 ・生年月日 ・メールアドレス |
切り替え手続きは、通常30分程度で完了します。その後、プリペイドカードやクレジットカードでデータ容量をチャージすれば、プリペイド携帯の使用を開始可能です。
ソフトバンクのプリペイド携帯のメリット
各社のプリペイド携帯と比較したときの、ソフトバンクのプリペイド携帯のメリットを3つ紹介します。
長期利用でリピート割が利用できる
ソフトバンクのプリペイド携帯プランには、長期利用することで割引を適用できるリピート割が用意されています。3GB/30日(5,478円)のプランを12回継続して購入すると、13回目以降は4,378円で購入可能です。
3GB/30日のプランは自動更新で毎月購入する手間も省けるため、1か月更新で長期間使えるプリペイド携帯を探している人にはおすすめできます。
ソフトバンクWi-Fiスポットが利用できる
プリペイド携帯プランの有効期間内であれば、ソフトバンクWi-Fiスポットが無料で利用できます。駅や空港、カフェや商業施設などさまざまなところでWi-Fiに接続できるため、データ容量の消費を抑えられるのはメリットの1つです。
手続きができる店舗が多い
ソフトバンクのプリペイド携帯プランの契約はオンラインショップでの手続きが一般的ですが、全国のソフトバンクショップでも手続きは可能です。在庫があれば、申し込み当日にプリペイド携帯の使用を開始できます。
ソフトバンクのプリペイド携帯のデメリット
ソフトバンクのプリペイド携帯のデメリットを3つ紹介します。
機種の選択肢が限定的
ソフトバンクのプリペイド携帯プランは、利用できる端末が限定されています。現時点で購入できる端末は3機種しかなく、選択肢が少ないのがネックです。iPhoneやGoogle Pixelなどの人気機種を使いたい場合は、基本プランを契約する必要があります。
初期費用がかかる
ソフトバンクのプリペイド携帯プランでは、契約事務手数料(新規契約・乗り換え時)や機種変更手数料(機種変更時)が各3,850円かかります。他社には手数料がかからないプリペイド携帯プランもある中、ソフトバンクは初期費用がかかるのがデメリットです。
端末購入時には審査がある
ソフトバンクのプリペイド携帯プランで端末を購入する際には審査があります。携帯代の滞納や信用情報に傷がある場合は、審査に通らない可能性がある点に要注意です。
お得な料金で使えるスマホを審査なしで契約したいならレンタル携帯サービスがおすすめ
ソフトバンクのプリペイド携帯は、店頭申し込みができる点やリピート割が利用できる点が魅力ですが、初期費用・端末代を考慮するとやや料金が高く、審査がある点がネックです。審査不要でより料金を抑えてスマホを契約したい人は、レンタル携帯サービスを検討してみてください。
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