格安スマホはやめとけと言われる理由は?

大手キャリアと比べると、格安スマホは安い料金で利用可能です。スマホ代を抑える目的で格安スマホへ乗り換える人も増えてきています。

しかし、一部では「格安スマホはやめとけ」との意見もあることから、「格安スマホへの乗り換えの注意点やデメリットを知りたい」「デメリットが少ない格安スマホを知りたい」といった声が上がっています。

そこで本記事では、なぜ「格安スマホはやめとけ」と言われるのか、その理由を格安スマホのメリット・デメリットとあわせて解説します。デメリットが気になりにくいおすすめの格安スマホも紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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目次

格安スマホとは?

格安スマホってなに?

格安スマホとは、大手キャリアと比較して料金がリーズナブルなスマホ回線サービスやスマホ端末のことです。スマホ回線を格安SIM、端末を格安スマホと分けて呼ぶこともありますが、多くの場合は格安スマホ・格安SIMはともに料金が安いスマホ回線サービスのことを指します。

格安スマホに分類されるサービスの境界はさまざまですが、本記事ではドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリア以外の料金が安いサービスを格安スマホとして紹介します。

格安スマホはやめとけと言われる理由は?デメリット11選

3大キャリアと比べると安い料金で使いやすい格安スマホですが、「格安スマホはやめとけ」といった意見もあります。その理由として考えられる格安スマホのデメリットを11個紹介します。

時間帯によって通信速度が遅くなる場合がある

時間帯やエリアによって回線速度が遅くなる

格安スマホに分類されるサービスの大半は、3大キャリアから回線を間借りしてサービスを提供するMVNOです。MVNOは、昼休みや夜といった利用者が多い時間帯に通信速度が低下しやすいという特徴があります。これは以下のように「格安スマホはやめとけ」と言われる主な理由の1つです。

”格安スマホはやめとけと言われる1番の理由は通信速度や安定度。大手キャリアから借りてるので利用者が増えれば渋滞してしまう事もある。”

引用:X

充実したサポートを受けにくい

サポートが充実していない

格安スマホの中には、実店舗がなく店頭サポートを受けられないものも多くあります。申し込みや問い合わせは電話やWeb上で行う必要があるため、いざというときに店頭サービスを利用したい人には不向きです。

”格安SIM勧めてる姉vsスマホで分からないことがあったら駆け込むつもりなくなるからやめとけワイ”

引用:X

支払方法が限定される

限定的な支払方法

3大キャリアと比較すると、格安スマホは料金の支払方法が限定される傾向があります。クレジットカード払いにしか対応していないサービスもあるため、クレジットカードを持っていない人は要注意です。

キャリア決済ができない場合がある

キャリア決済不対応

3大キャリアでは、さまざまな支払いを携帯料金の支払いにまとめられるキャリア決済が利用できますが、格安スマホの多くはキャリア決済非対応です。各種支払いにキャリア決済を利用している人は、格安スマホへの乗り換え後は別の支払方法を使う必要があるでしょう。

キャリアメールが使えなくなる

キャリアメールが使えない

3大キャリアには各社キャリアメールが使えるサービスがありますが、格安スマホに乗り換えると使えなくなります。キャリアメールとは「@ezweb.ne.jp」「@docomo.ne.jp」「@i.softbank.jp」といったキャリアが提供しているメールアドレスのことです。

月額数百円で利用を継続できますが、メールアドレスの確保に費用がかかるのはデメリットです。

販売している機種が少なめ

機種の品揃えが悪い

格安スマホサービスを提供している携帯会社の中には、端末を販売していない、または販売している機種が少ないところもあります。使いたい端末が販売されていない場合は、別途用意する手間がかかる点には注意が必要です。

”今使っているスマホが古くてたまに挙動不安定になるので新しいのを発注マイナー格安SIM会社なので機種が少ない!”

引用:X

LINEのID検索が使えない場合がある

一部端末でLINEのID検索ができない

一部の格安スマホでは、LINEのID検索ができません。ID検索に必要な年齢認証に対応していない格安スマホがあるためです。ただ、QRコードなどのID検索以外の方法であれば、問題なく利用できます。

”あとLINEで友だちID検索できず
携帯電話会社尋ね大手会社しかID検索不可判明(それ以外の追加方法は可能な場合が多い)
格安スマホの私は現在対応可の各社検討中”

引用:X

留守番電話や着信転送に対応していない場合がある

着信転送や留守番電話サポートがない

格安スマホの中には、留守番電話や着信転送といった機能に対応していないものや、有料オプションとして追加が必要なものがあります。必要な場合は、留守番電話や着信転送などに対応している格安スマホを選びましょう。

家族割やセット割の対象になりにくい

家族割などのセット割対象外

3大キャリアのスマホには、家族で同じキャリアを利用している場合に割引が適用される家族割や、インターネット回線・新電力などとのセットで割引が適用されるセット割があります。一方、格安スマホは、こうした家族割やセット割の対象になりにくいのがデメリットです。

解約時に違約金が発生する場合がある

解約するときに違約金が発生する

一部の格安スマホには契約期間の縛りがあり、更新期間外に解約すると違約金が発生する場合があります。短期間で乗り換える可能性がある場合は、契約期間に縛りがない格安スマホを優先的に検討したほうがよいでしょう。

独自の災害用伝言板サービスを提供していない場合がある

災害用伝言板などのサポートがない

大手キャリアは独自の災害用伝言板サービスを提供していますが、格安スマホにはない場合があります。「災害用伝言ダイヤル171」のようなシステムは利用できますが、キャリア独自のサービスの利用を予定している場合は注意してください。

格安スマホのメリット6選

「格安スマホはやめとけ」と言われるデメリットをいくつか紹介しましたが、3大キャリアと比べるとメリットもたくさんあります。

月額料金を抑えられる

月額利用料が安い

格安スマホの最大のメリットは、月額料金を抑えられる点です。3大キャリアと同じデータ容量のプラン同士を比較すると、格安スマホに乗り換えた方がほとんどのケースで大幅にスマホ代を節約できます。

例えば、au・ドコモ・ソフトバンクの3大キャリアと、格安スマホである日本通信SIMの料金を比較すると、以下の表のようにスマホ代が半額以下になる可能性もあります。スマホ代が高いと感じている3大キャリアユーザーは、格安スマホへの乗り換えを検討してみてください。

カテゴリ キャリア 月額料金
〜1GB 2〜3GB 4〜10GB 11〜20GB 21〜30GB 31GB〜
大手キャリア au 4,708円 6,358円 8,008円〜 8,778円〜 8,778円〜 8,778円〜
大手キャリア ドコモ 4,565円 5,665円 7,315円 7,315円 7,315円 7,315円〜
大手キャリア ソフトバンク 3,278円 5,478円 7,425円 7,425円 7,425円 8,525円〜
格安SIM 日本通信SIM 290円 1,390円 1,390円 1,390円 2,178円 2,178円〜

豊富な選択肢の中から自分に合うプランを選べる

料金プランの選択肢が多い

現在契約できる格安スマホは無数にあり、各社特徴的な料金プランを提供しています。月のデータ容量が1GB未満の極小容量プランから、ギガ使い放題の無制限プランまで、自分に合うプランを選択可能です。

独自のオプションやサービスを利用できる

格安スマホ会社独自のオプション・サービスがある

格安スマホの中には、独自のオプションやサービスを提供しているところもあります。例えばLINMOは、LINEの使用ではデータ容量を消費しません。また、povoでは必要なギガを都度購入するトッピング方式を採用しています。自分が一番使いやすいサービスを選べるのは、格安スマホの魅力です。

乗り換え前の端末をそのまま使える

端末はそのままで乗り換えられる

3大キャリアから格安スマホに乗り換えたとしても、基本的には乗り換え前の端末をそのまま使用できます。別の回線を使う格安スマホに乗り換える場合は、乗り換え前のキャリアでSIMロック解除の手続きが必要なものの、格安スマホに乗り換えるからといって端末も乗り換える必要はありません。

電話番号を引き継いで乗り換えられる

MNPを利用して乗り換えられる

MNP転出という乗り換え手続きを行えば、電話番号はそのままで格安スマホに乗り換えられます。手続きは、乗り換え前のキャリアでMNP予約番号の発行を申請するだけなので簡単です。また、MNPワンストップ制度に対応している格安スマホなら、MNP転出手続きなしでも電話番号を引き継げますよ。

オンラインで手軽に乗り換えられる

オンラインから簡単に乗り換えられる

3大キャリアから格安スマホへの乗り換えは、オンラインで簡単に手続きができます。店舗に行ったり電話をしたりする必要はないため、比較的手間なく自由なタイミングで乗り換えられるでしょう。

格安スマホの選び方

格安スマホの選び方を解説します。

繋がりやすさや通信速度で選ぶ

通信回線の品質で選ぶ

繋がりやすさや速度などの通信品質は、格安スマホを選ぶ際のポイントの1つです。安定した繋がりやすさや通信速度を重視するなら、MNOに分類される格安スマホを選びましょう。MNOは、3大キャリアと同じ回線を使うため、通信品質が安定しているのが利点です。

※オンライン専用ブランド:店舗での相談や申し込みができないオンライン上の手続き専用のブランド
MNOのサービス一覧
サービス名 回線 種類
UQ mobile au回線 サブブランド
povo au回線 オンライン専用ブランド
Y!mobile ソフトバンク回線 サブブランド
LINEMO ソフトバンク回線 オンライン専用ブランド
irumo ドコモ回線 サブブランド
ahamo ドコモ回線 オンライン専用ブランド

また、住んでいる地域やよくインターネットを使う時間帯の実際の通信速度を調べてみましょう。ネット上で格安スマホの通信速度を検索すると、ユーザーが提供した通信速度の情報が確認できます。極端に通信速度が遅いものを選ばないように注意してください。

データ容量で選ぶ

自分に合ったデータ容量で選ぶ

格安スマホにはさまざまなデータ容量のプランがあります。毎月使うデータ容量に合わせてプランを選択しましょう。使い方に対する必要なデータ容量の目安は以下の表のとおりです。

使い方と必要なデータ容量の目安
データ容量 使い方
1GB 通話がメイン
3〜5GB 自宅ではWi-Fiを使い、外出先ではニュースを読んだりテキストメッセージのやり取りをしたりする程度
6〜10GB 自宅ではWi-Fiを使い、外出先でSNSを見たり音楽を聴いたりする
11〜20GB 自宅ではWi-Fiを使い、外出先で動画を視聴したりゲームをしたりする
30GB以上 Wi-Fiがない環境で、動画・ゲーム・SNSなどを長時間利用する

月額料金で選ぶ

月額利用料で選ぶ

月額料金を比較して選ぶのも重要です。格安スマホにはさまざまな特徴を持つものがあり、料金も異なります。希望するデータ容量・オプションのプランを選んだとき、お得な料金で使える格安スマホを選びましょう。

格安スマホの中には、特定のインターネット回線や電力会社、その他サービスとセットで利用すれば料金が安くなるものもあります。こうしたセット割を利用して料金を抑えられる格安スマホを選べば、通信費を抑えてスマホを利用できるでしょう。

格安スマホ各社の携帯料金については、次の記事で詳しく比較しています。料金で格安スマホを選びたい場合は、ぜひ参考にしてみてください。

▶格安スマホの携帯料金比較ランキング24選!データ容量別のおすすめも紹介

手続きのしやすさで選ぶ

シンプルな手続きで契約できる格安スマホを選ぶ

スマホの手続きに慣れていない人は、手続きのしやすさにも注目しましょう。実店舗で申し込みの手続きができる格安スマホなら、スタッフのサポートを受けながら契約ができます。格安スマホの中にも全国に多くの店舗があるものもあるため、優先的に検討してみるとよいでしょう。

MNOに該当するサービスの中には、オンライン専用ブランドもあります。オンライン専用ブランドは、店舗でのサービスが受けられない代わりに安価な料金設定としているため、店頭サービスを受けたい人は注意してください。

キャンペーンや特典で選ぶ

お得なキャンペーンや特典で選ぶ

格安スマホの中には、期間限定のキャンペーンや特典を用意しているところもあります。割引価格でスマホを利用できるなどのメリットがあるため、キャンペーンや特典が豊富な格安SIMを選ぶのもおすすめです。

キャンペーンや特典は、時期によって異なる場合があります。気になる格安スマホがある場合は、定期的に公式サイトなどでキャンペーン・特典をチェックしてみてください。

支払方法で選ぶ

対応する支払方法で選ぶ

格安スマホの支払方法は、クレジットカードや口座振替などサービスによってさまざまです。クレジットカードしか利用できない格安スマホも多いため、クレカを持っていない人は注意してください。

なお、クレジットカードがなくても契約できる格安SIM・格安スマホは、以下の記事で紹介しています。クレジットカードを持っていない人は、ぜひチェックしてみてください。

▶クレジットカードなしで契約できる格安SIM13選!選び方や注意点も

審査の通りやすさで選ぶ

審査が優しい格安スマホ会社を選ぶ

同じ格安スマホであっても各社審査の厳しさは異なります。過去に携帯代を長期間滞納して強制解約されたことがあったり、不適切な短期解約をしたことがあったりすると、審査が厳しい格安SIMは契約できない可能性がある点には注意してください。

審査に通るか不安な人は、「審査なし」と公言している格安スマホを検討してみましょう。就労支援などに取り組む格安スマホなら、他社で携帯代の滞納があっても契約できる可能性があります。詳しくは以下で紹介しているので、格安スマホの審査が不安な人はぜひチェックしてみてください。

▶ブラックでも携帯契約できる格安SIM12選!審査落ちの原因や対処法についても紹介

また、携帯会社間で携帯代を滞納している利用者の情報(不払い者情報)を共有するTELESA(一般社団法人 テレコムサービス協会)やTCA(一般社団法人 電気通信事業者協会)に不参加の格安SIMも、比較的審査が緩い可能性があります。参加有無は、以下のリンクから確認可能です。

おすすめの格安スマホ5選

おすすめの格安スマホを5つ紹介します。また、おすすめの格安スマホについては、次の記事でも詳しく解説しています。より多くのサービスを比較したい場合は、ぜひあわせてチェックしてみてください。

▶本当に使える格安スマホランキング!料金や通信速度などで徹底比較

格安スマホ タイプ 回線 月額料金 データ容量プラン 通信速度
※みんなの回線速度(2024年2月6日)
通話料金 かけ放題オプション 最低契約期間 支払方法 実店舗
〜1GB 2〜3GB 4〜10GB 11〜20GB 21〜30GB 31GB〜
povo MNO au回線 990円 990円 2,700円 2,700円 2,780円 3,278円〜 データ追加1GB(7日間)・データ追加3GB(30日間)・データ追加1GB(180日間)・データ追加20GB(30日間)・データ追加30GB(30日間)・データ追加60GB(90日間) ・データ追加300GB(90日間)など 下り:106.2Mbps
上り:16.63Mbps
22円/30秒 5分かけ放題・無制限かけ放題 なし クレジットカード・ペイディ(コンビニ払い・銀行振込・口座振替) なし
日本通信SIM MVNO ドコモ回線 290円 1,390円 1,390円 1,390円 2,178円 2,178円〜 1GB・20GB・50GB 下り:68.84Mbps
上り:10.87Mbps
11円/30秒 5分かけ放題・月70分無料・無制限かけ放題 なし クレジットカード なし
LINEMO MNO ソフトバンク回線 990円 990円 2,090円 2,970円 2,970円 3GB・10GB・30GB 下り:106.28Mbps
上り:17.4Mbps
22円/30秒 5分かけ放題・無制限かけ放題 なし クレジットカード・口座振替 なし
楽天モバイル MNO 楽天回線 1,078円 1,078円 2,178円 2,178円 3,278円 3,278円 3GB・20GB・無制限 下り:18.17Mbps
上り:11.34Mbps
無料(専用アプリ使用時) 15分以内かけ放題・無制限かけ放題 なし クレジットカード・口座振替 あり
イオンモバイル MVNO ドコモ回線
au回線
858円 1,078円 1,848円 1,958円 2,508円 3,058円〜 0.5〜200GBまで全22種類 下り:40.71Mbps
上り:5.69Mbps
11円/30秒 5分かけ放題・10分かけ放題・無制限かけ放題 なし クレジットカード あり

povo

povo
povoの概要
格安スマホ povo
タイプ MNO
回線 au回線(オンライン専用ブランド)
月額料金 〜1GB 990円
2〜3GB 990円
4〜10GB 2,700円
11〜20GB 2,700円
21〜30GB 2,780円
31GB〜 3,770円〜
データ容量プラン データ追加1GB(7日間)・データ追加3GB(30日間)・データ追加1GB(180日間)・データ追加20GB(30日間)・データ追加30GB(30日間)・データ追加60GB(90日間) ・データ追加300GB(90日間)など
通信速度
※みんなの回線速度(2024年2月6日)
下り:106.2Mbps
上り:16.63Mbps
通話料金 22円/30秒
かけ放題オプション 5分かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間 なし
支払方法 クレジットカード・ペイディ(コンビニ払い・銀行振込・口座振替)
実店舗 なし
審査有無 あり

povoは、auのオンライン専用ブランドです。MNOなので、繋がりやすさや通信速度は優れています

povoは基本料金0円で、必要なデータ容量をほしいときに追加するトッピング方式を採用しています。月によってデータ容量の消費度合いが違う人でも、無駄なく便利に使いやすいでしょう。サブ回線として契約したり、まとめてお得に数か月分のデータ容量を購入したりと自由に使えます。

ただし、店舗でのサービスが受けられない点には要注意です。実店舗で相談・申し込みがしたい人や、都度トッピングするのが面倒な人は、別の格安スマホを検討してみましょう。

日本通信SIM

日本通信SIM
日本通信SIMの概要
格安スマホ 日本通信SIM
タイプ MVNO
回線 ドコモ回線
月額料金 〜1GB 290円
2〜3GB 1,390円
4〜10GB 1,390円
11〜20GB 1,390円
21〜30GB 2,178円
31GB〜 2,178円〜
データ容量プラン 1GB・20GB・50GB
通信速度
※みんなの回線速度(2024年2月6日)
下り:68.84Mbps
上り:10.87Mbps
通話料金 11円/30秒
かけ放題オプション 5分かけ放題・月70分無料・無制限かけ放題
最低契約期間 なし
支払方法 クレジットカード
実店舗 なし(提携店舗はあり)
審査有無 あり

日本通信SIMは、日本初のMVNOを展開した日本通信が提供する格安スマホです。ドコモ回線を借りてサービスを提供しています。

日本通信SIMの魅力は月額料金の安さです。1GB・20GB・50GBのいずれも、他社の同データ容量のプランと比べても最安級で、とにかく費用を抑えたいという人に適しています。とくに小容量プランを検討している人や、サブ回線を探している人にピッタリです。

一方、日本通信SIMはMVNOなので、MNOと比べると混雑する時間帯には通信速度が低下しやすい点には要注意です。

LINEMO

LINEMO
LINEMOの概要
格安スマホ LINEMO
タイプ MNO
回線 ソフトバンク回線
月額料金 〜1GB 990円
2〜3GB 990円
4〜10GB 2,090円
11〜20GB 2,970円
21〜30GB 2,970円
31GB〜
データ容量プラン 3GB・10GB・30GB
通信速度
※みんなの回線速度(2024年2月6日)
下り:106.28Mbps
上り:17.4Mbps
通話料金 22円/30秒
かけ放題オプション 5分かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間 なし
支払方法 クレジットカード・口座振替
実店舗 なし
審査有無 あり

LINEMOは、ソフトバンクのオンライン専用ブランドです。MNOなので、MVNOのサービスと比べると通信速度や繋がりやすさは安定しています。

一番の特徴はLINEでのギガ消費がない点です。LINEでの通話や写真・動画のやりとりなどを行う人は、他社よりも小容量のプランを利用して費用を抑えられるでしょう。3GB・10GBのプランは比較的リーズナブルです。

一方、オンライン専用ブランドなので、ソフトバンクショップでの店頭サービスはありません。実店舗でサービスを受けたい人は、ほかの格安スマホを検討してみてください。

楽天モバイル

楽天モバイル
楽天モバイルの概要
格安スマホ 楽天モバイル
タイプ MNO
回線 楽天回線
月額料金 〜1GB 1,078円
2〜3GB 1,078円
4〜10GB 2,178円
11〜20GB 2,178円
21〜30GB 3,278円
31GB〜 3,278円
データ容量プラン 3GB・20GB・無制限
通信速度
※みんなの回線速度(2024年2月6日)
下り:18.17Mbps
上り:11.34Mbps
通話料金 無料(専用アプリ使用時)
かけ放題オプション 15分以内かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間 なし
支払方法 クレジットカード・口座振替
実店舗 あり
審査有無 あり

楽天モバイルは、独自の楽天回線を利用してサービスを提供する格安スマホです。

料金プランが特徴的で、3GB・20GB・無制限と使った分で料金が変わります。20GBを超えると3,278円で無制限に使えるのはリーズナブルなので、大容量プランを探している人にはおすすめです。

ただし、場所によっては繋がりにくかったり通信速度が遅くなったりしやすい点には注意が必要です。もしものときに備えて別のサブ回線を契約しておくとよいでしょう。

イオンモバイル

イオンモバイル
イオンモバイルの概要
格安スマホ イオンモバイル
タイプ MVNO
回線 ドコモ回線
au回線
月額料金 〜1GB 858円
2〜3GB 1,078円
4〜10GB 1,848円
11〜20GB 1,958円
21〜30GB 2,508円
31GB〜 3,058円〜
データ容量プラン 0.5〜200GBまで全22種類
通信速度
※みんなの回線速度(2024年2月6日)
下り:40.71Mbps
上り:5.69Mbps
通話料金 11円/30秒
かけ放題オプション 5分かけ放題・10分かけ放題・無制限かけ放題
最低契約期間 なし
支払方法 クレジットカード
実店舗 あり
審査有無 あり

イオンモバイルは、全国にショッピングモールなどを展開するイオングループが提供しているMVNOです。

料金プランのデータ容量が幅広く、10〜30GB程度のプランはやや安めの料金で利用できます。また、ギガを家族でシェアできるプランもあるため、家族でイオンモバイルを利用すれば携帯代の節約が可能です。全国のイオンで相談・手続きができます。

ただし、MVNOなので時間帯によって通信速度は変動しやすいといえます。混雑しやすい昼休みや夜にスマホをよく使う人は注意してください。

格安スマホに関するよくある質問

格安スマホに関するよくある質問とその回答を紹介します。

格安スマホと格安SIMの違いは?

格安スマホと格安SIMに違いはある?

格安スマホと格安SIMに明確な違いはありません。どちらも3大キャリアよりも費用を抑えて契約できるSIM・スマホを指す言葉です。

格安スマホへの乗り換えに費用はかかる?

格安スマホへの乗り換え手数料はかかる?

格安スマホに関わらず、通信事業者の乗り換えには費用がかかる場合があります。費用が発生するのは、乗り換え先の格安スマホにおける事務手数料やSIMカード発行料などの初期費用です。これらの初期費用は3,000〜4,000円程度が一般的で、キャンペーンや特典で無料になるケースもあります。

格安スマホへの乗り換え手順は?

格安スマホへの乗り換え方法は?

格安スマホへの一般的な乗り換え手順は、以下のとおりです。

格安スマホへの乗り換え手順

  • 契約中の携帯会社にMNP予約番号の発行を依頼する
  • 乗り換え先の格安スマホに申し込む
  • 乗り換え先の格安スマホからSIMカードや端末が届く
  • 初期設定を行う

MNP予約番号とは、電話番号を変えずに携帯会社を乗り換える際に必要な番号です。電話番号を引き継ぐ必要がない場合は、発行を依頼する必要はありません。

また、「MNPワンストップ」対応の携帯会社間での乗り換え時も、MNP予約番号の発行は不要です。乗り換え先の格安スマホに申し込めば、自動的に電話番号を引き継いで乗り換えることができます。

格安スマホへは店舗で乗り換えられる?

格安スマホへの乗り換えは実店舗でできる?

実店舗を持つ格安スマホであれば、店舗での乗り換え手続きが可能です。店舗でスタッフのフォローを受けながら手続きをしたい場合は、実店舗がある格安スマホを選んでください。

格安スマホにもかけ放題プランはある?

かけ放題プランがある格安スマホはある?

格安スマホのほとんどがかけ放題プラン・オプションを用意しています。オプションを追加するのが面倒な人には、基本プランにかけ放題が付いている格安プランがおすすめです。

通話機能がない格安スマホもある?

通話機能がいらない人向けの格安スマホはある?

電話番号が発行されないデータ通信専用のプランがある格安スマホもあります。「通話はほとんどしない」「SNSの通話機能があれば十分」という場合は、データ通信専用プランがある格安スマホを選ぶとよいでしょう。一般的に、音声通話プランよりも費用を抑えて契約できます。

格安スマホでもサポートはしっかり受けられる?

サポートが充実した格安スマホはある?

格安スマホのサポートの充実度は各社で差があります。サポートに期待をしたい場合は、問い合わせのしやすさや保証内容などのサポート面を比較して格安スマホを選んでください。3大キャリアのサブブランドにあたる格安スマホなどは、店頭などで充実したサポートを受けられるでしょう。

格安スマホの審査に落ちた場合はどうしたらいい?

格安スマホの審査に落ちた場合は?

「格安スマホの審査に落ちてしまった」「携帯料金の滞納で強制解約されてしまった」といった場合は、レンタル携帯MVNOサンシスコンにご相談ください。サンシスコンなら、ブラックリスト入りしてしまっている人でも審査なしでスマホを契約できます。

サンシスコンのレンタルスマホの特長

  • レンタルなのでスマホを購入する必要がない(契約6か月目でスマホプレゼント)
  • 審査や与信がない(金融系、携帯未払い系ブラックでも審査通過)
  • クレジットカードはもちろんのこと、銀行口座も不要(銀行振込)
  • 通話し放題、通信(パケット)し放題(安心の大手キャリア回線)
  • 初期費用のみでスマホを利用でき、月額料金はあと払い

詳しくは以下のページを参考にしてみてください。

ブラックリストでも大丈夫!スマホが誰でも審査なしで持てる!

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