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新規契約や機種変更などのタイミングで、ソフトバンクで10万以上のスマホを割賦購入するには、分割審査の通過が必要です。分割審査には厳しい基準があり、携帯代の支払い履歴や信用情報などが審査基準を満たしていなければ審査落ちしてしまいます。
審査に落ちる原因はさまざまで、落ちる原因や審査基準は公表されていないため、「ソフトバンクの分割審査の基準がわからない」「ソフトバンクの分割審査に通るにはどうすればいいのか知りたい」といった声が上がっています。
そこで本記事では、ソフトバンクの分割審査に落ちた原因とその対処法を徹底解説します。対処法を試しても審査落ちしてしまう人向けに、分割審査なしでスマホを入手できる方法も紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
これを読めば、なぜソフトバンクの分割審査に落ちたのか原因と対処法が理解でき、自分に合ったスマホの入手方法を知るヒントが得られますよ。
ソフトバンクの審査は3種類
ソフトバンクと契約するための審査には、契約審査・名義変更の審査・分割審査の3種類があります。
- 契約審査：ソフトバンク回線を使うためにSIMを契約するときの審査
- 名義変更の審査：契約名義を変更する際の審査
- 分割審査：端末を分割購入する際の審査
それぞれ審査基準が異なるため注意が必要です。
ソフトバンクが行う契約審査と名義変更の審査
契約審査は、ソフトバンク回線を使うためにSIMの契約をするときに実施される審査です。また、契約の名義人を変更するときは、名義変更の審査が実施されます。
この2つの審査はソフトバンク主体で行われ、審査を受ける条件を満たしているか、料金の滞納履歴やサービス利用意図のない短期解約がないかなどがチェックされます。具体的な審査基準は公表されていませんが、以下のような項目が基準の例です。
ソフトバンクによる契約審査・名義変更の審査の基準例
- オンラインショップからの申し込みが未成年者からのものではないか
- 現在、携帯代を滞納していないか
- 過去に携帯代を滞納していた履歴はないか
- サービス利用意図のない短期解約を繰り返した履歴はないか
- 支払能力を正しく評価でき、信用情報に問題がないか
信用情報機関CICによる分割審査
分割審査は、ソフトバンクで端末を分割購入する際に実施される審査です。ソフトバンクに加えて信用情報機関であるCICも審査を実施し、支払能力があるかどうか確認されます。CICが参照する信用情報は幅広く、以下のような項目がチェックポイントです。
CICによる分割審査の基準例
- クレジットカードやローンの支払いを滞納したことがあるか
- 消費者金融やキャッシングなどで多額の借入があるか
- 携帯の分割払いを滞納したことがあるか
- 任意整理中ではないか
ソフトバンクの分割審査に通るためには、ソフトバンクとCICの両方の審査基準をクリアする必要があります。
ソフトバンクの分割審査に落ちる理由
ソフトバンクの分割審査に落ちる主な理由を7つ紹介します。
書類や申込内容に不備がある
ソフトバンクに申し込んだ際、本人確認書類や支払方法の設定などに不備があると審査に落ちる可能性があります。事前に必要な書類をチェックしておきましょう。
未成年者がオンラインショップから申し込んでいる
未成年者は、オンラインショップからソフトバンクに申し込むことはできません。ソフトバンクショップの店頭で申し込みましょう。
10万円以上の高額な端末を購入しようとしている
ソフトバンクの分割審査は、購入する端末価格が10万円以上だと審査基準が厳しくなるとされています。購入しようとしている端末の価格が高すぎると、審査に落ちやすくなる点には注意が必要です。
ソフトバンクの携帯代の滞納履歴がある
過去にソフトバンクの携帯代を滞納していた履歴がある場合、分割審査に落ちる可能性があります。現在進行形で携帯代を滞納している場合も同様です。
ソフトバンクで支払いが遅れたときの影響と対処法については、以下の記事で詳しく紹介しています。気になる人は、あわせてチェックしてみてください。
信用情報に問題がある
CICが管理している信用情報に問題があると、分割審査を通過できません。クレジットカード・ローンの料金滞納や、携帯端末の分割払いの遅延などの履歴がある人は、信用情報に傷がついている可能性があるため注意してください。
信用情報には任意整理中であることも登録されます。ただし、以下のケースでは任意整理中であっても分割審査に通った事例があります。
- 任意整理中であることが信用情報に登録される前に審査が実施された
- 購入する端末が少額だった
- 過去に携帯代の滞納履歴がなかった
クレジットカードでの取引履歴がない
クレジットカードの取引履歴がない人も分割審査に落ちる可能性があります。クレジットカードの取引履歴がない状態はスーパーホワイトとも呼ばれ、支払能力を正しく評価できないため注意が必要です。
短期解約を繰り返した履歴がある
転売や特典の適用などを目的とした契約・解約を短期間に繰り返した履歴があると、分割審査に落ちる可能性があります。通常の契約・解約であれば問題ありませんが、サービス利用意思がない場合はソフトバンクのブラックリストに入ってしまうため注意してください。
短期解約によるブラックリスト入りのリスクについては、次の記事で詳しく解説しています。短期解約に心当たりがある人は、一度チェックしてみてください。
ソフトバンクの分割審査に落ちたときの対処法
ソフトバンクの分割審査に落ちてしまったときの対処法を8つ紹介します。
必要な書類を揃える
必要なものを揃えてから再度申し込んでみましょう。ソフトバンクで端末を分割購入する際に必要なものは以下のとおりです。
ソフトバンクの分割審査に必要なもの
- 本人確認書類：運転免許証・日本国パスポート・マイナンバーカード・身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者手帳・在留カード＋外国パスポート・特別永住者証明書
- 支払方法関連：クレジットカード・通帳・キャッシュカード・金融機関届出印
利用可能なクレジットカードは、公式サイトで確認できます。
未成年者は親と一緒にソフトバンクショップで申し込む
未成年者名義でソフトバンクと契約したい場合は、ソフトバンクショップ店頭での申し込みが必要です。親権者同伴でソフトバンクショップに行くか、同意書を持参することで契約できます。未成年者が契約する際には、以下のものが必要です。
- 契約する未成年者の本人確認書類
- 親権者の本人確認書類
- 支払方法関連（クレジットカード・通帳・キャッシュカード・金融機関届出印）
- 同意書（公式サイトでダウンロード）
10万円未満の安価な端末に変更する
10万円以上の端末の分割審査で落ちた場合は、10万円未満の端末に変更すれば審査に通る可能性があります。10万円をボーダーに分割審査の基準が厳しくなるとされているためです。
ソフトバンクでも10万円未満のスマホが多く販売されています。キャンペーンなどを利用すれば10万円未満に抑えられる端末もあるため、あわせてチェックしてみてください。例えば、以下のような端末が10万円未満で購入できます。
| 端末名 | 負担額 |
|---|---|
| iPhone 12 | 99,360円（税込） |
| iPhone SE | 73,440円（税込） |
| Google Pixel 8a | 77,760円（税込） |
| Redmi 12 5G | 21,984円（税込） |
滞納している料金があれば支払う
ソフトバンクの料金を滞納している場合は、分割購入の申し込み前に支払いを済ませておきましょう。ソフトバンクの携帯代は以下の方法で支払えます。
- My SoftBank
- コンビニエンスストア
- ATM
- 銀行
- ソフトバンクショップ
My SoftBankからの支払いなら、払込用紙は不要です。払込用紙が届く前や紛失してしまった場合は、My SoftBankから支払いましょう。現金・クレジットカード・PayPayが利用可能です。
クレジットヒストリーを作る
クレジットカードの取引履歴がない人や、信用情報に傷がついている人は、正しいクレジットヒストリーを作りましょう。クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンの利用状況などが含まれた信用情報のことです。
クレジットヒストリーが反映されるまでには時間がかかるのがネックですが、クレジットヒストリーがよい状態になれば、ソフトバンクの分割審査に通りやすくなります。滞納や遅延に気をつけながら、地道に良好なクレジットヒストリーを作りましょう。
端末を一括で購入するかSIMのみ契約する
端末の一括購入やSIMのみの契約であれば、分割審査は実施されません。一括購入では一度にかかるコストが大きくなるのがデメリットですが、信用情報に問題があってもスマホを購入できます。
ソフトバンクで販売されている端末にこだわりがなければ、フリマサイトや中古スマホショップで安い端末を購入するのもおすすめです。別途購入したスマホがあれば、SIMの契約だけでソフトバンク回線を使えるようになります。
プリペイド携帯を利用する
ソフトバンクの分割審査の通過が困難で、端末の一括購入も難しい場合は、プリペイド携帯を検討してみるのもよいでしょう。前払い制のプリペイド携帯であれば、携帯代を滞納していたり信用情報に傷があったりしても比較的簡単に携帯の契約が可能です。
一方、プリペイド携帯の料金はやや高めで、長期間の利用にはあまり適していません。急いでスマホを用意する必要があるときの一時的な利用にとどめるのが無難です。長期間コストを抑えながらスマホを使いたいなら、次のレンタル携帯サービスを検討してみてください。
レンタル携帯サービスを利用する
ソフトバンクの分割審査に通らず困っている人には、レンタル携帯サービスがぴったりです。レンタル携帯なら、携帯代の滞納履歴や信用情報の傷などがあっても、ほぼ確実に審査を通過できて、スマホを契約できます。
さらにレンタル携帯MVNOサンシスコンなら、レンタル開始から一定期間経過すると、レンタルしたスマホが個人名義に切り替わります。返却不要で長期間使い続けられるのが利点です。初期費用は最安級の980円から、1GBプランならかけ放題つき月額3,278円と低コストで使えます。
サンシスコンのレンタルスマホの特長
- レンタルなのでスマホを購入する必要がない（契約６か月目でスマホプレゼント）
- 審査や与信がない（金融系、携帯未払い系ブラックでも審査通過）
- クレジットカードはもちろんのこと、銀行口座も不要（銀行振込）
- 通話し放題、通信（パケット）し放題（安心の大手キャリア回線）
- 初期費用のみでスマホを利用でき、月額料金はあと払い
詳しいサービスの内容は以下のページで詳しく紹介しています。スマホが購入できず困っている人は、ぜひチェックしてみてください。
ソフトバンクの分割審査に通るか確認する方法
ソフトバンクの分割審査に通るか事前に確認するには、審査を行う信用情報機関CICに自身の信用情報を開示してもらう方法が便利です。信用情報に問題がなければ、基本的にはソフトバンクの分割審査を問題なく通過できるでしょう。
CICへの開示請求は、インターネット・郵送で申し込みができます。インターネットから申し込んだほうが、情報開示までの期間が短く手数料も安いためおすすめです。
| 方法 | 受付時間 | 手数料 | 支払方法 |
|---|---|---|---|
| インターネット | 8:00～21:45 （年中無休） |
500円 | クレジットカード・キャリア決済 |
| 郵送 | 申し込みから10日ほどで開示報告書が届く | 1,500円 | コンビニ・ ゆうちょ銀行 |
ソフトバンクの分割審査の結果を確認する方法
オンラインショップから申し込んだ場合、受付完了メールに記載されているURLから審査結果を確認できます。審査終了後に「配送手配中」と表示されれば、問題なく審査を通過したと判断可能です。
