ブラックでも楽天モバイルを契約する方法を解説。

楽天モバイルと携帯の契約をするには、契約審査や分割審査などの審査の通過が必要です。審査には厳しい基準があるものの、ブラックリストに登録された状態でも楽天モバイルと契約できるケースもあります。

しかし、楽天モバイルの審査に通る基準や落ちる原因は公表されていないため、「ブラックでも楽天モバイルと契約できる方法がわからない」「楽天モバイルの審査に落ちた原因が知りたい」といった声が上がっています。

そこで本記事では、ブラックリスト入りしていても楽天モバイルと契約できるケースや、楽天モバイルの審査に落ちる原因とその対処法を徹底解説します。審査の通過が困難な人向けに、ほぼ審査不要で携帯を契約できる方法も紹介するため、ぜひ最後までチェックしてみてください。

これを読めば、楽天モバイルの審査にどうすれば通過できるのか理解でき、ブラックリスト入りしていても携帯を持つためのヒントが得られますよ。

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目次

ブラックリスト入りしていても楽天モバイルに加入できる可能性あり

ブラックリストに登録されていても楽天モバイルに加入できる可能性はあります。携帯の契約に影響する社内ブラックリスト・携帯ブラックリスト・金融ブラックリストのそれぞれに入っている場合に、楽天モバイルと契約できるのか確認しておきましょう。

尚、ブラックでも携帯を契約する方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。

▶︎ブラックリストでも携帯を契約する方法を解説!格安SIMや審査不要の携帯会社も紹介

社内ブラックリスト|楽天モバイルのブラックリストでなければ契約可能

楽天モバイルの社内ブラックリスト

社内ブラックリストとは、携帯会社が独自に作成するブラックリストのことです。社内ブラックリストはその携帯会社内の審査でのみ利用され、基本的には社外に共有されることはありません。携帯代の滞納・短期解約・不正利用・虚偽申告などが原因で登録されると考えられます。

短期解約によるブラックリスト入りのリスクについては、以下の記事で詳しく紹介しています。過去に携帯会社を短期解約したことがある人は、一度確認してみてください。

▶︎【徹底解説】短期解約をするとブラックリストになるのか。最低期間やブラックになった場合の対処法なども紹介

楽天モバイルの社内ブラックリストに登録されている場合、楽天モバイルのあらゆる審査の通過が難しくなります。一方、登録されているのが他社の社内ブラックリストであれば、特に問題なく楽天モバイルに加入できるでしょう。

携帯ブラックリスト|不払い者情報を共有しているため契約は難しい

不払い者情報を共有しているため契約が難しい

携帯ブラックリストとは、携帯会社間で共有されているブラックリストのことです。主にTELESA(一般社団法人 テレコムサービス協会)やTCA(一般社団法人 電気通信事業者協会)といった団体が管理する不払い者情報に基づくもので、参加している企業は不払い者情報を共有しています。

現在進行形で携帯代を滞納していると、不払い者情報が登録され携帯ブラックリスト入りしてしまいます。楽天モバイルはTCAの参加企業なので、携帯ブラックリスト入りしている状態での加入は難しいでしょう。

金融ブラックリスト|端末の分割契約以外は契約できる

端末の分割契約ができない金融ブラックリスト

金融ブラックリストとは、信用情報によるブラックリストのことです。信用情報はCICやJICCなどの専門機関が管理し、加盟企業と情報を共有しています。金融ブラックリスト入りの原因となるのは金融事故で、クレジットカード・ローン・携帯の分割払い料金の滞納や自己破産などが代表的です。

楽天モバイルは、CICやJICCなどの信用情報を扱う機関に加盟しているため、金融ブラックリストの情報を共有しています。金融ブラックリストに入っていると、端末の分割払いの審査の通過は難しいでしょう。一方、SIMだけの契約であれば信用情報は参照されないため、契約できる可能性があります。

楽天モバイルの審査は3種類

楽天モバイルとの契約時の審査には、契約審査・名義変更の審査・分割審査の3種類があります。

楽天モバイルに加入するための契約審査と名義変更の審査

楽天モバイルの契約審査と名義変更審査

契約審査は、楽天モバイル加入時に行われる審査です。また、名義変更の審査は、楽天モバイルの契約名義を譲渡する際に行われます。いずれも楽天モバイルが主体の審査で、チェックされるのは携帯代の滞納履歴や短期解約の有無などです。

契約審査・名義変更の審査は、楽天モバイルの社内ブラックリストや携帯ブラックリストに登録されている状態での通過は困難です。一方、原則信用情報は影響しないため、金融ブラックリストに入っていても審査に通る可能性はあります。

端末を分割購入を申し込む際の分割審査

端末の分割購入するための分割審査

分割審査は、端末を分割購入する際に行われる審査です。楽天モバイルの他に、CICなどの信用機関が審査に参加するため信用情報が影響します。社内ブラックリスト・携帯ブラックリスト・金融ブラックリストのどれに登録されていても、審査の通過が難しくなるといえるでしょう。

楽天モバイルの審査に落ちる原因

楽天モバイルの審査に落ちる原因を9つ紹介します。

すでに同一名義で10回線契約している

同一名義で10回線以上を契約

楽天モバイルでは、同一名義(同一の楽天ID)で契約できる携帯の回線数上限が10回線に設定されています。すでに携帯回線を10回線契約している場合、11回線目以降の契約はできません。

申し込み書類に不備がある

提出書類に不備がある

申し込み書類の不備も楽天モバイルの審査に落ちる原因の1つです。申し込み前に書類に誤りがないかどうか確認しておきましょう。

有効期限切れのMNP予約番号で申し込んでいる

ナンバーポータビリティの予約番号が有効期限切れ

他社から楽天モバイルに乗り換える際、発行したMNP予約番号の有効期限が切れていると審査に通りません。MNP予約番号の有効期限15日以内に楽天モバイルへの申し込みを済ませましょう。

乗り換え前の名義と申し込み名義が異なる

乗り換え前後で名義が異なる場合

他社から楽天モバイルに乗り換えるとき、乗り換え前の契約名義と楽天モバイルの申し込み名義は同じである必要があります。乗り換え前後で契約名義が違うと、楽天モバイルの審査を通過できません。

登録したクレジットカードの有効期限や限度額に問題がある

クレカの有効期限や限度額に問題がある場合

楽天モバイルの支払方法に登録したクレジットカードについて、有効期限が切れていたり限度額に問題があったりすると審査に通りません

支払方法を口座振替にしている

支払方法を口座振替にしている場合

楽天モバイルの審査は、支払方法を口座振替にすると審査基準がやや厳しくなるといわれています。クレジットカードと違い、口座振替では残高不足時に料金を徴収できないためです。

信用情報に問題がある

信用情報に問題がある場合

金融ブラックリストに登録されていたり、ブラックとまではいかないまでも信用情報に傷がついていたりする状態では、楽天モバイルの分割審査に落ちてしまう可能性があります。

携帯代の滞納履歴がある

携帯料金を滞納したことがある

現在進行形で携帯代を滞納していたり、過去に長期間の携帯代の滞納履歴があったりする人は要注意です。社内ブラックリストや携帯ブラックリストに登録されており、楽天モバイルの審査を通らない可能性があります。

短期間に契約と解約を繰り返した履歴がある

短期間に解約を繰り返したことがある

楽天モバイルにおいて端末の転売やキャッシュバックキャンペーンなどを目的に、サービス利用意思がない契約・短期解約をした経験がある場合、社内ブラックリストに登録されている可能性があります。楽天モバイルの社内ブラックリストに入っていると、あらゆる審査の通過が困難です。

楽天モバイルの審査を通過するためのポイント

楽天モバイルの審査を通過するためのポイントを7つ紹介します。

同一名義で契約している回線数を9回線以下にする

9回線以下の契約数に抑える

同一名義ですでに10回線契約していることが原因で審査に落ちた場合、契約回線を9回線以下にすれば審査を通過できる可能性があります。ただ、契約回線数が上限未満でも契約できない場合もあります。契約回線数が多い人は、できるだけ数を減らしたほうが審査に通りやすくなるでしょう。

申し込み書類を揃える

正しく申込み書類に記入する

楽天モバイルに申し込む際は、本人確認書類とクレジットカード・銀行口座(預金通帳やキャッシュカード)が必要です。本人確認書類には、以下のものが利用できます。

楽天モバイルで使える本人確認書類

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 精神障がい者保健福祉手帳
  • 療育手帳
  • 身体障がい者手帳+補助書類
  • 健康保険証+補助書類
  • 日本国パスポート+補助書類
  • 住民基本台帳カード+補助書類
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 外交官身分証明票+住居証明書

補助書類には、公共料金の請求書・領収書や住民票、届出避難場所証明書が使用可能です。Web上で申し込む際はそれぞれの書類の写真をアップロードします。窓口で申し込む場合は、原本の提出が必要です。

MNP予約番号の有効期限内に申し込みを済ませる

他社から楽天モバイルに乗り換える際に発行したMNP予約番号の有効期限は15日間です。有効期限が切れると申し込みができなくなるため、MNP予約番号を発行したら早めに楽天モバイルへの申し込みも済ませておきましょう。

なお、楽天モバイルはMNPワンストップという制度に対応しており、同じくMNPワンストップ対応の携帯会社からの乗り換えであればMNP予約番号が不要です。

乗り換え前と同じ名義で申し込む

乗り換える前後と同じ名義で申し込む

他社から楽天モバイルに乗り換える際は、乗り換え前後で同じ契約名義にしておきましょう。乗り換えのタイミングで名義を変えたい場合は、乗り換える前・乗り換えた後のどちらかでの名義変更が必要です。楽天モバイルの名義変更は来店不要なので、乗り換え後の名義変更のほうが手間がかかりません。

有効期限や限度額に余裕があるクレジットカードを登録する

クレカの有効期限や限度額に注意する

楽天モバイルの支払い方法をクレジットカード払いにする場合は、有効期限や限度額に余裕があるカードを登録しましょう。

支払方法をクレジットカード払いにする

支払方法をクレカにする

楽天モバイルのSIM契約では、支払方法にクレジットカード払い・口座振替のどちらも選択できますが、審査の通りやすさで選ぶならクレジットカード払いを選んだほうが無難です。

端末を一括で購入するかSIMのみ契約する

端末の一括購入またはSIMカードのみを契約する

楽天モバイルの分割審査の通過が難しい場合は、端末を一括購入するかSIMのみの契約を検討してみてください。分割審査は端末を分割購入するときにしか行われないため、端末の一括購入やSIMのみの契約であれば、信用情報に傷がついていても楽天モバイルと契約できる可能性があります。

楽天モバイルの審査を通過できないときの対処法

いろいろ試してみても楽天モバイルの審査に通らないという人は、次の4つの対処法を検討してみてください。

未払いの携帯代があれば支払ってから申し込む

滞納している料金を完済してから申し込む

現時点で未払いの携帯代がある場合は、支払いを済ませてから再度申し込むと審査に通る可能性があります。携帯ブラックリストに入る原因の不払い者情報は、滞納している携帯代を支払えば消すことが可能です。

不払い者情報を共有していない携帯会社に申し込む

不払い者情報を共有していないキャリアに申し込む

滞納している携帯代の支払いが難しい場合は、不払い者情報を共有していない格安SIMなどの携帯会社を利用しましょう。不払い者情報を共有していない携帯会社なら、携帯ブラックリスト入りした状態でも契約できる可能性があります。

不払い者情報を共有していない格安SIMは、TELESA(一般社団法人 テレコムサービス協会)やTCA(一般社団法人 電気通信事業者協会)の参加企業リストに名前がない携帯会社です。それぞれの参加企業のリストは以下のサイトから確認できます。

ただし、不払い者情報を共有していなくても携帯会社独自の審査は行われます。比較的審査が緩い格安SIMでも審査落ちの可能性がある点には要注意です。

プリペイド携帯を申し込む

プリペイド携帯を利用する

前払い制のプリペイド携帯も、ブラックリストに登録されていても契約しやすい携帯の1つです。前述の格安SIMよりも審査が緩く、なかなか審査に通らない人でも携帯を持てる可能性があります。

ただし、プリペイド携帯は料金が高めに設定されているケースが多い点には注意が必要です。プリペイド携帯は一時的な対処法として利用し、格安SIMや次に紹介するレンタル携帯を契約したほうがコストを抑えやすいでしょう。

レンタル携帯を利用する

審査不要のレンタル携帯サービスを利用する

ブラックリスト入りの影響で楽天モバイルの審査に落ちてしまう人は、レンタル携帯サービスの利用を検討してみてください。レンタル携帯なら、携帯代の滞納や信用情報の傷があっても、ほぼ審査を通過できて携帯を持つことができます。

ブラックでも契約できるレンタル携帯・レンタルスマホについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

▶︎ブラックでも契約できる格安SIM5選。審査に落ちた場合の対処法も紹介

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