おすすめのプリペイドSIMサービス6選！短期や国内での利用ができるサービスも紹介

プリペイドSIMは、審査不要で購入できる場合が多く、ブラックリスト入りしていても使いやすいのがメリットです。また、限られたデータ容量・期間の商品を購入できるため、短期間だけSIMが必要なシーンにも適しています。

一方、プリペイドSIMは種類が無数にあり、販売されている場所や利用期間、データ容量などが異なるため、「プリペイドSIMの選び方がよくわからない」「自分の携帯電話でお得に使えるプリペイドSIMが知りたい」といった声が上がっています。

そこで本記事では、プリペイドSIMの選び方やおすすめのプリペイドSIMについて解説します。プリペイドSIMとは何か、メリット・デメリットに触れたうえで、よりお得にスマホを持てる方法も紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

これを読めば、プリペイドSIMとは何かが理解でき、自分に合う商品を見つけるためのヒントが得られますよ。

プリペイドSIMとは

プリペイドSIMとは、前払い式の携帯電話用SIMのことを指します。前払いした料金分だけしか利用できないため使いすぎる心配がなく、一般的なスマホ契約のような審査を通過しなくても購入できるのがメリットです。

一方プリペイドSIMは、利用期限が決まっていたり、使えるデータ容量に対して価格が高めに設定されていたりと、長期利用に向かないのがデメリットだといえます。

プリペイド携帯・プリペイドスマホとの違い

プリペイドSIMと似たものに、プリペイド携帯やプリペイドスマホがあります。プリペイド携帯やプリペイドスマホとは、一般的にスマホやガラケーなどの携帯電話＋プリペイドSIMカードのセットのことです。別途端末を用意することなく、購入したらそのまま使用を開始できます。

なお、プリペイド携帯・プリペイドスマホも含めたサービスの選び方やおすすめのレンタルサービスは、以下の記事で詳しく解説しています。携帯電話端末も一緒に購入したい場合は、ぜひチェックしてみてください。

▶プリペイド携帯/プリペイドスマホのおすすめ7選！ブラックでも審査不要でスマホを持てる方法も紹介

プリペイドSIMの使い方

プリペイドSIMの使い方は簡単です。店舗やオンラインショップなどで購入したプリペイドSIMをスマホに差し込めば、一般的なスマホと同じように使えます。利用期限が切れたりデータ容量を使い切ったりして不要になったら、スマホから抜いて廃棄すればOKです。

また、プリペイドSIMの中にはデータ容量をチャージして利用期限を延長できるものもあります。オンラインショップや店頭などでチャージ用カードなどを購入してコードを入力すれば、プリペイドSIMの利用期限を延長して継続利用可能です。

プリペイドSIMの選び方

プリペイドSIMの選び方を6つの軸で解説します。

スマホに対応したプリペイドSIMを選ぶ

プリペイドSIMを選ぶときは、使用するスマホで利用できるものを選択する必要があります。スマホによって差し込めるSIMカードの形状や、利用できる回線が異なる点には注意しましょう。

SIMカードの形状は、nanoSIMと呼ばれるものが一般的です。最近の機種であればnanoSIMを選んでおけば問題ありませんが、古い機種を使用する場合は対応するタイプを確認しておきましょう。一部のサービスで取り扱っている端末内蔵のeSIMも端末が対応していれば利用できます。

回線の種類は、ソフトバンク・ドコモ・auなど端末を購入したキャリアのものを選ぶのがベターです。端末がSIMフリーであれば、SIMカードの回線はどこのものでも利用できます。

なお、プリペイドSIMにはソフトバンク回線・ドコモ回線のものは多いものの、au回線のものはそれほど多くありません。au回線のプリペイドSIMに絞って探したい場合は、以下の記事で詳しく紹介しているのでチェックしてみてください。

▶auのプリペイド携帯とは？代替サービス6選や費用を抑えて長期間スマホを持てる方法を紹介

SIMの種類で選ぶ

プリペイドSIMには、データ通信SIMと音声通話SIMの2種類があります。用途によって適した種類のSIMを選びましょう。

通話不要ならデータ通信SIM

電話番号を使う通話が不要であれば、データ通信SIMを選びましょう。電話番号が割り振られない代わりに、価格が安めなのがメリットです。また、SNSなどの通話機能は利用できるため、家族や友人との通話はできます。

ただし、SMS（ショートメッセージ）認証が必要なSNSを使う場合、SMS非対応のデータ通信SIMでは対応できない点には要注意です。SMS認証が必要なアプリを使う場合は、少なくともSMSの受信ができるプリペイドSIMを選びましょう。

通話をするなら音声通話SIM

電話番号を使った通話が必要なら、音声通話SIMを選びましょう。仕事や就職活動などで電話番号が必要な場合も、音声通話SIMタイプのプリペイドSIMがおすすめです。ただし、データ通信SIMと比べると価格が高い点には注意してください。

購入場所で選ぶ

プリペイドSIMは、商品によって購入できる場所が異なります。

オンラインショップで購入できるプリペイドSIM

多くの選択肢の中から条件に合うものを探したいなら、オンラインショップで購入できるプリペイドSIMがおすすめです。プリペイドSIMの多くが公式オンラインショップや、Amazon・楽天市場といったECサイトで販売されています。

一方、オンラインショップで購入するタイプのプリペイドSIMは、最短でも購入の翌日からしか使い始められないのがネックです。即日使い始めたいなら次の店頭で購入できるものを選ぶか、eSIMタイプのプリペイドSIMの利用を検討してみてください。

店頭で購入できるプリペイドSIM

購入した日に使用を開始したいなら、店頭で購入できるプリペイドSIMを選びましょう。公式ショップや家電量販店、コンビニなどで購入できるものもあります。コンビニで販売されているプリペイドSIMを探したいなら、以下の記事をチェックしてみてください。

▶コンビニのプリペイドSIMのおすすめ3選！より料金を抑えてスマホを利用する方法も紹介

ただし、店頭購入が可能なプリペイドSIMは、オンラインショップで購入できるものと比べると種類が少なめです。選択肢がそれほどない点には注意してください。

回線の種類で選ぶ

前述のとおり、プリペイドSIMによって利用できる回線が異なります。基本的には使用する端末が対応している回線のプリペイドSIMを選ぶのが前提ですが、SIMフリー端末を使う場合は、回線ごとの特徴をチェックして自分に合うものを選択可能です。

都心部で使うならソフトバンク回線のプリペイドSIM

都心部での使用が多い場合は、ソフトバンク回線のプリペイドSIMが適しています。エリアや時間帯にもよりますが、ドコモ回線と比べると都心部での通信速度がやや速いのが特徴です。

郊外で使うならドコモ回線のプリペイドSIM

郊外で利用する場合は、ドコモ回線のプリペイドSIMを選ぶとよいでしょう。エリアや時間帯によって変動しますが、ソフトバンク回線と比べると郊外や田舎での通信速度が速いのが特徴です。

利用期間で選ぶ

プリペイドSIMは商品によって利用期間が異なります。チャージできるかどうかにも注目しながら、必要な期間に過不足なく利用できるプリペイドSIMを選びましょう。

普段使い用ならチャージして利用期間を延長できるプリペイドSIM

普段使い用として長期間使うなら、チャージして利用期間を延長できるプリペイドSIMを選びましょう。定期的にチャージすれば、一般的なスマホと同じように好きな期間使用できます。

短い期間だけ使うなら利用期限が短いプリペイドSIMでOK

一時帰国や緊急的な使用など限られた期間だけ使うなら、利用期限が短いプリペイドSIMでOKです。容量が同じプリペイドSIMなら、利用期限が短いものの方が安価な傾向があるため、料金を抑えて使用できます。

おすすめのプリペイドSIM 6選

おすすめのプリペイドSIMを6社紹介します。

b-mobile

b-mobileのプリペイドSIMでは、容量10GBのドコモ回線用データ通信SIMが購入できます。利用期間は1か月・6か月・12か月の3種類で、中長期の利用を検討している人におすすめです。チャージ用商品も販売されているため、利用期間を延長することもできます。

SMSは非対応なので、SMS認証が必要なサービスは使用不可です。また、一部商品は家電量販店での購入が可能ですが、購入後にSIMカードが発送されるタイプの商品なので、購入当日の使用開始はできません。

b-mobile 10GB プリペイドのサービスページはこちら

Japan Travel SIM

Japan Travel SIMは、コンビニで購入してすぐに使えるプリペイドSIMです。eSIMも販売されており、eSIMはローソン、SIMカードはローソン・NewDaysの一部店舗で購入できます。SIMカードは、ビックカメラやAmazonでも購入可能です。

SMS非対応のドコモ回線用データ通信SIMで、30日間使用できます。データ容量は3〜55GBと幅広いため、さまざまな用途で使いやすいでしょう。チャージして利用期間を延長することも可能です。

販売価格（Amazonストア・SIMカードタイプ）
データ容量	価格（税込）
3GB	2,480円
6GB	2,709円
10GB	3,280円
15GB	3,480円
25GB	4,580円
35GB	5,226円
55GB	7,279円

Japan Travel SIMのサービスページはこちら

IIJmioプリペイドパック

IIJmioのプリペイドパックは、容量2GBで利用期間3か月のドコモ回線用データ通信SIMです。IIJmioのオンラインショップで購入できます。SMSには非対応なので、SMS認証が必要なサービスは利用できません。

チャージには、Japan Travel SIMと同じIIJmioのクーポンカードを使用します。クーポンカードはコンビニでも購入可能です。

IIJmio プリペイドパックのサービスページはこちら

レクモバ

レクモバで購入できるのは、容量1GBで利用期間3か月のドコモ回線用音声通話SIMです。SMSには受信のみ対応しています。チャージして利用期間を1〜3か月ずつ延長可能です。

レクモバのプリペイドSIMはオンラインショップで購入できます。また、プリペイドSIMのほかに中古のプリペイドスマホも扱っているため、端末がない人にも利用しやすいでしょう。

商品一覧
商品名	価格（税込）	無料チャージ
SIM + 050電話	9,800円	1GB（3か月間）

※IP電話

通話料金
通話先	通話料金
日本（固定電話）	8.79円/3分
日本（携帯電話）	19.80円/1分

レクモバのサービスページはこちら

リプリモ

リプリモでは、データ通信SIMとかけ放題付きの音声通話SIMが選べます。いずれもドコモ回線でデータ容量は1GB、利用期間は1か月です。音声通話SIMのみSMS対応で、受信は無料ですが送信には70文字あたり6.6円の料金が発生します。

チャージ用のプランは利用期間を1か月延長でき、容量は1〜40GBとさまざまです。チャージする場合は毎月25日までの申し込みが必要な点には注意してください。

通話料
通話料	音声通話プランのみ、24時間かけ放題 ナビダイヤルなどかけ放題以外の通話料：30秒/33円 1,000円以上の超過通話料は別途請求あり 超過時間の合計が5,000円（2時間）を超えると電波停止

リプリモのサービスページはこちら

HIS Mobile

HIS MobileのプリペイドSIMには、音声通話SIMとデータ通信SIMの両方があります。回線はソフトバンク回線とドコモ回線の2種類です。データ通信SIMはデータ容量が無制限のものも選択でき、限られた期間にまとまった容量を使用する用途に適しています。

チャージはできませんが、利用期間は8〜365日と幅広く、使用期間にぴったりのプリペイドSIMが選べます。SMSに対応しているのは音声通話SIMのみです。

通話料
通話料	音声通話プランのみ無料 ナビダイヤルなどかけ放題以外の通話料1,000円分含む 1,000円以上の超過通話料は別途請求あり

HIS Mobileのサービスページはこちら

費用を抑えて長期間使いたいならレンタル携帯がおすすめ

ここまでプリペイドSIMの選び方やおすすめのサービスについて紹介してきましたが、どれも長期利用するにはやや料金が高いのがネックです。また、プリペイドSIMだけでなく携帯電話端末も購入するとなると、ある程度の初期費用もかかってしまいます。

初期費用や月額料金を抑えて長期間使えるスマホがほしいなら、レンタル携帯MVNOサンシスコンがおすすめです。初期費用は550円からと最安級で、一部の機種は1円でレンタルできます。レンタルしたスマホは一定期間が経過すると個人名義に切り替わるため、返却不要です。

サンシスコンのレンタルスマホの特長

詳しいサービスの内容は以下のページで詳しく紹介しています。プリペイドSIMよりもコストを抑えてスマホを持ちたい人は、ぜひチェックしてみてください。