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ブラックリストに登録されると、携帯契約時の審査の通過が困難です。しかし、比較的審査が緩いとされる格安SIMであれば、ブラックリスト入りしている人でも携帯が契約できる可能性があります。
ただ、審査が緩い格安SIMも審査基準を明らかにしているわけではないため、「どの格安SIMならブラックリスト入りしていても審査不要で契約できるのかわからない」「審査が緩い格安SIMの基準がわからない」といった声が上がっています。
そこで本記事では、ブラックリストに登録されていても契約しやすいほぼ審査が不要な格安SIMを5つ紹介します。さらに、確実に審査不要のサービスについても解説していきます。
これを読めば、審査が緩い格安SIMの具体例を知ることができ、ブラックリスト入りしていても携帯を契約できる方法のヒントが得られますよ。
ほぼ審査のない・緩い格安SIMサービス比較
ブラックリスト入りしていても、ほぼ審査のない格安SIMであれば携帯を契約できる可能性があります。審査が緩い格安SIMとは、以下のいずれかに当てはまる携帯会社のことです。
- TELESA(一般社団法人 テレコムサービス協会)やTCA(一般社団法人 電気通信事業者協会)に参加していない携帯会社
- 「ブラックでも契約できる」と公言している携帯会社
TELESA・TCAは、携帯代を滞納しているユーザーを不払い者として登録しており、参加している携帯会社に不払い者情報として共有しています。
審査が緩いとされる場合がある格安SIMのなかでも、楽天モバイル・UQモバイル・ワイモバイル・イオンモバイル・LINEMO・IIJmio・mineoなどは、運営会社がTLESAやTCAに参加しているため、不払い者情報に基づくブラックリストに入っていると登録は難しいでしょう。
一方、TELESA・TCAに不参加の携帯会社は不払い者情報を審査に利用しないため、比較的審査が緩いとされています。
TELESAとTCAに参加している携帯会社は、以下のサイトのリストで確認可能です。リストに名前がない携帯会社・格安SIMであれば、ブラックリスト入りしていても契約できる可能性があります。
また、格安SIMを扱う携帯会社の中にはほぼ審査なしで「ブラックでも契約できる」と公言しているところもあります。料金が高かったり、端末の選択肢が限定的だったりする場合もありますが、ブラックリスト入りしていて携帯の契約が難しい人には有力な選択肢です。
比較的審査が緩いと考えられる格安SIMの例としては、以下の5社が挙げられます(2024年8月時点)。携帯の審査に通らずに困っている人は、一度申し込みを検討してみてください。
サービス名 | 月額料金(税込) ※かけ放題つき |
最安プランの データ容量 |
初期費用 | 支払方法 |
---|---|---|---|---|
サンシスコン(SIM契約) | 3,278円~ | 1GB | 550円~ | 口座振替 銀行振込 クレジットカード |
エキサイトモバイル | 1,449円〜 (かけ放題オプション759円追加時) |
3GB | 3,733円〜 | クレジットカード |
あなたのモバイル | 3,300円〜 ※前払い制 |
3GB | 7,033円〜 | クレジットカード コンビニ決済 あと払いpaidy |
スカイセブンモバイル | 3,256円〜 | 1GB | 3,303円〜 | 口座振替 銀行振込 |
誰でもスマホ | 3,278円〜 | 1GB | 990円〜 | 口座振替 コンビニ決済 |
だれでもモバイル | 3,300円〜 ※前払い制 |
1GB | 8,800円〜 | 口座振替 |
サンシスコン|初期費用・月額料金を抑えてスマホを持てる
サンシスコンは、ブラックリストに入っていても審査なしでスマホが持てる格安SIMサービスを提供しています。かけ放題つき1GBプランは月額税込3,278円〜、初期費用が550円と業界最安値で利用できる点が特徴です。費用を抑えてスマホを持ちたい人は、ぜひ検討してみてください。
サンシスコンのレンタルスマホの特長
- レンタルなのでスマホを購入する必要がない(契約6か月目でスマホプレゼント)
- 審査や与信がない(金融系、携帯未払い系ブラックでも審査通過)
- クレジットカードはもちろんのこと、銀行口座も不要(銀行振込)
- 通話し放題、通信(パケット)し放題(安心の大手キャリア回線)
- 初期費用のみでスマホを利用でき、月額料金はあと払い
サンシスコンのSIM契約の月額料金は以下の表のとおりです。
データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
1GB | 3,278円 |
3GB | 3,580円 |
5GB | 3,980円 |
7GB | 4,380円 |
10GB | 4,680円 |
20GB | 4,980円 |
25GB | 5,580円 |
50GB | 6,980円 |
詳しいサービスの内容は以下のページで詳しく紹介しています。スマホが購入できず困っている人は、ぜひチェックしてみてください。
エキサイトモバイル|月額料金の安さが魅力
エキサイトモバイルは、月額料金の安さが魅力の格安SIMです。3GBプランが月額税込690円で、かけ放題オプション月額税込759円をつけても月額1,449円で利用できます。運営元のエキサイト株式会社はTELESA・TCAのいずれにも参加しておらず、不払い者情報による審査がない可能性があります。
最低利用期間は設定されておらず、いつ解約しても違約金などは発生しません。一時的に契約して短期間で解約する予定がある場合は、よい選択肢となるでしょう。
ただし、エキサイトモバイルの支払方法はクレジットカードのみなので、クレジットカードを持っていない人は契約できません。また、「ブラックでも契約できる」「審査なし」と公言しているわけではないため、ブラックリストの登録状況によっては審査に落ちてしまう可能性がある点には注意してください。
エキサイトモバイルの月額料金は、以下の表のとおりです。
データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
3GB | 690円 |
7GB | 1,430円 |
12GB | 1,980円 |
17GB | 2,750円 |
25GB | 3,245円 |
あなたのモバイル|料金を抑えて3GBプランを契約できる
あなたのモバイルは「審査なしで契約できる」と謳う格安SIMです。かけ放題つきの3GBプランが月額税込3,300円とリーズナブルな価格で利用できます。クレジットカードがなくても契約できるのも魅力です。最低利用期間や解約金もないため、短期間で解約する可能性がある人にも使いやすいでしょう。
ただし、支払いは前払い制で、支払方法に口座振替が選べない点には注意してください。また、初期費用が総額7,033円〜とやや高いのもデメリットです。
あなたのモバイルの月額料金は、以下の表のとおりです。
データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
3GB | 3,300円 |
5GB | 5,500円 |
24GB | 5,500円 ※4か月目以降、6,600円 |
40GB | 5,500円 ※4か月目以降、7,700円 |
120GB | 5,500円 ※4か月目以降、9,900円 |
スカイセブンモバイル|かけ放題つき1GBプランの料金がやや安い
スカイセブンモバイルも「携帯ブラックでも審査なしで契約できる」と謳う格安SIMです。かけ放題つき1GBプランは月額税込3,256円で、クレジットカードがなくても契約できます。
一方、支払方法にクレジットカード払いが選べず、契約には通帳・キャッシュカードが必要な点には要注意です。また、最低契約期間が1年間に設定されており、1年以内に解約すると月額料金1か月分の解除料がかかる点にも注意しましょう。
スカイセブンモバイルの月額料金は、以下の表のとおりです。
データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
1GB | 3,256円 |
3GB | 3,916円 |
5GB | 4,576円 |
10GB | 6,226円 |
20GB | 8,756円 |
50GB | 10,978円 |
誰でもスマホ|クレジットカードがなくても契約できる
誰でもスマホも「審査なしで契約できる」と公言している格安SIMの1つです。かけ放題つき1GBプランは月額税込3,278円で利用できます。契約や支払いにクレジットカードが不要なので、クレジットカードを持っていない人でも契約しやすいでしょう。
一方、最低利用期間が1年間に設定されており、1年未満での解約には月額料金1か月分の解約金が必要な点には注意が必要です。また、支払いにクレジットカードが使えない点も認識しておきましょう。
誰でもスマホの月額料金は、以下の表のとおりです。
データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
1GB | 3,278円 |
3GB | 3,580円 |
5GB | 3,980円 |
7GB | 4,380円 |
20GB | 4,980円 |
25GB | 5,580円 |
50GB | 6,980円 |
だれでもモバイル|ブラックリストに登録されていても契約可能
だれでもモバイルも「ブラックリストでもスマホ契約可能」を謳う格安SIMです。かけ放題つき1GBプランは月額税込3,300円で利用できます。クレジットカードがなくても契約可能です。
ただし、契約には銀行口座が必要な点や、初期費用が8,800円と高いのがデメリットです。また、支払いは前払い制で、最低利用期間が2年間と長い点にも注意してください。
だれでもモバイルの月額料金は、以下の表のとおりです。
データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
1GB | 3,300円 |
3GB | 5,500円 |
5GB | 6,160円 |
7GB | 7,040円 |
10GB | 7,810円 |
20GB | 11,110円 |
契約審査落ちの原因となるブラックリストは3種類
格安SIMの契約審査に落ちる原因となるブラックリストは、社内ブラックリスト・携帯ブラックリスト・金融ブラックリストの3種類です。
携帯会社独自の社内ブラックリスト
社内ブラックリストとは、携帯会社が独自に作成・管理するブラックリストのことです。大手キャリアや格安SIMを問わず存在し、自社ユーザーのうち携帯代の滞納・短期解約・不正利用・虚偽申告などがあったユーザーが登録されると考えられます。
短期解約によるブラックリスト入りのリスクについては、以下の記事で詳しく紹介しています。過去に端末の転売やキャッシュバック特典の適用などを目的に短期解約をした経験がある人は、一度確認してみてください。
社内ブラックリストに登録されると、その携帯会社のあらゆる審査の通過が困難になります。なお、社内ブラックリストは社内の審査でのみ利用され、基本的には社外には共有されません。
携帯会社間で共有される携帯ブラックリスト
携帯ブラックリストとは、携帯会社間で共有されるブラックリストのことです。TELESA(一般社団法人 テレコムサービス協会)やTCA(一般社団法人 電気通信事業者協会)といった団体が管理する不払い者情報に基づくもので、参加企業間で共有されています。
不払い者情報に登録される原因は、携帯代の滞納です。携帯代を滞納していると不払い者として登録され、TELESAやTCAに参加している携帯会社にその情報が共有されてしまいます。結果として、不払い者情報を共有している携帯会社とは携帯の契約ができません。
TELESAやTCAには、格安SIM各社も参加していますが、一部不参加で不払い者情報を共有していない格安SIMもあります。不払い者情報を共有していない格安SIMは、携帯ブラックリスト入りしていても契約できる可能性があるため、審査が緩いといわれています。
信用情報に基づいた金融ブラックリスト
金融ブラックリストとは、信用情報に基づくブラックリストのことです。信用情報機関であるCICやJICCなどが管理しており、加盟している企業に情報が共有されています。金融ブラックリストに登録される主な原因は、クレジットカード・ローンの未払いや債務整理などです。
金融ブラックリストに登録されると、信用情報機関に加盟している携帯会社で端末の分割購入時の審査に通らなくなります。信用情報機関へは格安SIM各社も加盟しているため、大手キャリアに限らず格安SIMを扱う携帯会社でも端末の分割購入は難しいでしょう。
自分が金融ブラックリストに入っているかどうかは、CICやJICCに情報開示を申し込むことで確認できます。具体的な確認方法やブラックリストの詳細な情報については以下の記事で解説しているので、気になる人はチェックしてみてください。
審査の緩い格安SIMの審査に落ちたときの対処法
比較的審査が緩いとされる格安SIMであっても、ブラックリストへの登録状況などによっては審査落ちしてしまう場合もあります。ここでは、格安SIMの審査に落ちてしまったときの対処法を4つ紹介します。
プリペイド携帯を利用する
前払い制のプリペイド携帯も、ブラックリスト入りしていても携帯を契約しやすい方法の1つです。格安SIMよりもさらに審査が緩いため、格安SIMの審査に落ちてしまった人でも契約できる可能性があります。
ただし、プリペイド携帯は料金が高めに設定されている点には要注意です。プリペイド携帯はあくまで一時的な処置として活用し、格安SIMや前述のレンタル携帯との契約を目指した方がコストを抑えて携帯を利用できるでしょう。
より詳細な情報については以下の記事で解説しているので、気になる人はチェックしてみてください。
別の格安SIMに申し込んでみる
不払い者情報を共有していない格安SIMの審査に落ちた原因は、携帯会社独自の審査基準をクリアしていないか、信用情報に問題があったためだと考えられます。原因が前者であれば、基準が異なる別の格安SIMであれば審査を通過できる可能性があるでしょう。
滞納している携帯代を支払ってから申し込む
滞納中の携帯代がある場合、完済してから申し込めば審査を通過できる可能性があります。携帯代の滞納を記録する不払い者情報は、支払いを完了すれば消すことが可能です。不払い者情報が消えれば携帯ブラックリストの影響がなくなるため、契約できる携帯会社の選択肢が増えます。
家族名義で申し込む
どうしても携帯の審査に落ちてしまうときは、家族名義で申し込むのもよいでしょう。契約者名義を家族にして、使用者に自分を登録する方法です。この場合、審査でチェックされるのは契約者名義の家族なので、自分がブラックリスト入りしていても家族が問題なければ契約できます。
ただし、格安SIMを扱う携帯会社の中には、契約者と使用者が同じでなければならないところもあるため注意が必要です。家族名義で申し込む際は、事前に携帯会社の規約を確認しておきましょう。