携帯代を滞納するとどうなる?

携帯代・スマホ代を滞納すると、数日で利用停止となり数週間で強制解約されてしまうリスクがあります。ブラックリストに登録されてしまう場合もあるため、延滞してしまってもできるだけ早く支払いたいところです。

一方、どうしても払えないケースも考えられ、「携帯代を払えないときにどうすればいいのかわからない」「携帯代を滞納してしまったらどうなるのか知りたい」といった声が上がっています。

そこで本記事では、携帯代・スマホ代を滞納したときに起こることや、どうしても払えないときの対処法を解説します。滞納してしまった後、ブラックリストに登録された状態でも契約できるサービスにも触れるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

これを読めば、携帯代・スマホ代を滞納するとどうなるのかを理解でき、強制解約や財産差し押さえなどの最悪のケースを避けるためのヒントを得られますよ。

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携帯代・スマホ代が払えないとどうなる?

携帯代・スマホ代を期日までに払えない場合、督促状や利用停止案内が届き、携帯電話が強制解約されてしまいます。ここでは、携帯代・スマホ代を滞納してしまったときに起こることを時系列順に説明します。

①携帯会社から請求書や督促状が届く

携帯会社から督促状などの知らせが届く

携帯代・スマホ代を滞納すると、1週間〜10日後を目安に請求書や督促状が届きます。請求書・督促状は、ハガキやSMS(ショートメッセージ)などで届くのが一般的です。コンビニなどで使える支払用紙が同封されているため、記載の期日中に料金を支払いましょう。

②利用停止の案内が届く

携帯会社から利用停止の案内が届く

督促状にも応じない場合、10〜15日後を目安に携帯電話の利用停止案内が届きます。案内には携帯電話の利用が停止される期日が記載されているため、その期日までに滞納している料金を支払いましょう。なお、督促状と利用停止案内が同じタイミングで届く場合もあるため要注意です。

③利用停止される

応答しなかった場合利用停止になる

利用停止案内記載の期日までに携帯代・スマホ代を払えないと、携帯電話の利用が停止されます。回線が止められるため、モバイルデータ通信を利用した通話・メール・アプリの使用などはできません。利用停止となるタイミングは携帯会社によって異なるため、必ず案内を確認しておきましょう。

各キャリアの利用停止までの目安期間
キャリア 利用停止がかかる期間の目安
au 支払期日の翌月中旬頃
ドコモ 支払い期日より起算して20~30日目頃
ソフトバンク 支払い期日から翌日以降に順次
楽天 支払期日より起算して翌月下旬頃

なお、利用停止となっても解約されたわけではないため、料金を支払えば利用を再開できます。料金の支払いから利用再開までに数時間〜数日かかる場合もあるため、早めに支払いを済ませましょう。

④強制解約される

携帯会社から強制解約となる

利用停止後も料金を払わない状態が続くと、携帯会社から強制解約されます。利用停止から強制解約までの期間は携帯会社によって異なりますが、2〜4か月ほどが目安です。強制解約されると電話番号やキャリアのメールアドレスなどは使えなくなり、料金を支払っても利用を再開できません。

なお、携帯電話が強制解約となっても滞納している料金の支払い義務は残ります

⑤弁護士や債権回収業者から通知が届く

債権回収業者などから案内が届く

強制解約後、弁護士や債権回収業者から未納分の取立に関する連絡があります。内容を確認し、対応するようにしましょう。

⑥裁判所から通知が届く

裁判所などから連絡がある

弁護士や債権回収業者からの取立にも応じない場合は、裁判所から支払督促などの連絡がある可能性があります。裁判所からの連絡を無視していると、訴訟や財産差し押さえのリスクがあるため要注意です。

携帯代・スマホ代を滞納するリスク

携帯代・スマホ代の滞納にはさまざまなリスクがあります。

遅延損害金が発生する

滞納が続くと利息が発生する

携帯代・スマホ代を期日までに支払わないと、遅延損害金が発生する場合があります。遅延損害金の利率はキャリアによって異なりますが、大手各社を含め年14.5%が主流です。携帯会社によっては、10〜15日前後の利息免除期間を設けている場合もあります。

遅延損害金は額こそそれほど大きくないものの、滞納している期間中1日単位で積み重なっていきます。滞納料金が大きくなる前に支払いましょう。

利用停止や強制解約でスマホが使えなくなる

利用停止や強制解約となりスマホが利用不可になる

生活必需品である携帯電話が利用停止や強制解約で使えなくなるのも大きなリスクです。特に強制解約されるとその携帯会社内のブラックリストに入ってしまい、再び契約するのが難しくなる可能性もあります。

不払い者情報が登録されて携帯ブラックリストに入る

不払い者情報が登録・共有され携帯ブラックリストになる

携帯代・スマホ代を支払わないと、一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)や一般社団法人 テレコムサービス協会(TELESA)といった団体に「不払い者情報」としてユーザー情報が登録されます。これは、携帯ブラックリストに登録された状態です。

不払い者情報はTCAやTELESAに加盟している携帯会社に共有され、その携帯会社との契約が難しくなります。不払い者情報に基づく携帯ブラックリストについては以下の記事で詳しく解説しているので、気になる場合はチェックしてみてください。

▶携帯ブラックリストの消し方と調べ方を解説。ブラックリストの種類や原因、ブラックでも審査不要で契約できるサービスも紹介

信用情報に傷がつきブラックリストに登録される

信用情報に傷がつき、ブラックリストになる

滞納している携帯代・スマホ代に携帯電話端末などの分割支払い料金が含まれていた場合、信用情報に傷がつき、信用情報機関に異動情報(ブラックリスト)が登録されてしまう可能性があります。異動情報が登録されるのは、61日以上または3か月以上の料金滞納が目安です。

信用情報機関のブラックリストに載ると、クレジットカードの新規発行や更新・ローン契約などができなくなります。詳しくは以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

▶ブラックリストの確認方法とは?信用情報機関ごとの開示請求手順や費用などを解説

財産が差し押さえられる可能性がある

財産の差し押さえになる場合もある

裁判所による強制執行が始まると、給与や貯金などが差し押さえられる可能性があります。給与口座の確認のために会社に連絡がされるため、滞納の事実を会社に知られてしまいます。

携帯代・スマホ代が払えないときの対処法

携帯代やスマホ代を払えないときの対処法を4つ紹介します。

携帯会社に相談する

滞納先のキャリアに相談する

携帯代やスマホ代を滞納してしまいそうなときは、契約している携帯会社に相談してみましょう。支払いが難しい理由にもよりますが、期日の延長や分割払いなどの対応をしてもらえる可能性があります。事前に休止手続きをしておくことで、強制解約を回避することも可能です。

クレジットカードで支払う

クレカで支払う

口座振替や振込用紙などで現金が用意できないときは、クレジットカードで支払うのもよいでしょう。クレジットカードで支払えば、支払期日を実質延長できます。

現金を用意する

現金払いする

短期間で現金を用意する方法はいくつかあります。以下のような方法から可能性のあるものに取り組み、支払期日までに現金を用意するのもよいでしょう。

  • カードローンやキャッシングを利用する
  • 不用品を買い取ってもらう
  • 日雇いのアルバイトをする
  • 一時的に家族に立て替えてもらう

その後のことを考えると、借金を負わない不用品買取や日雇いアルバイトを利用するのがおすすめです。

携帯会社やプランを見直す

キャリアの変更、プランの変更を検討する

その月は料金を払えたとしても、今後も支払い困難に陥る可能性が高い場合は、携帯会社やプランを見直す必要があります。通信費や追加しているオプションを見直し、より料金が安くなる携帯会社・プランに変更しましょう。

携帯代・スマホ代を滞納してしまったあとの対処法

携帯代・スマホ代を滞納してしまったあとの対処法を4つ紹介します。

滞納している料金を支払う

滞納した料金を完済する

まずは滞納してしまった携帯代・スマホ代を支払うことを優先しましょう。利用停止や強制解約の前に料金を支払えば、ブラックリスト入りなどのリスクを避けることができます。携帯代の踏み倒しを狙っても強制執行をされてしまっては財産が差し押さえられてしまうため、できるだけ早く支払うのが無難です。

ほぼ審査がない格安SIM・格安スマホを利用する

審査が緩いといわれる格安SIMや格安スマホを検討する

強制解約やブラックリストへの登録により携帯会社との契約ができなくなってしまった場合は、ほぼ審査がない格安SIM・格安スマホを利用しましょう。一般的な格安SIMと比べるとやや料金は高いものの、厳しい審査がなくブラックでも契約しやすいのがメリットです。

ほぼ審査がないブラックでも携帯を持てる格安SIMについては、以下の記事で詳しく紹介しています。携帯を契約できずに困っている場合は、ぜひ参考にしてみてください。

▶ブラックでも携帯契約できる格安SIM12選!審査落ちの原因や対処法についても紹介

プリペイド携帯を利用する

プリペイド携帯の利用を検討する

利用停止や強制解約によって携帯の代わりに使えるものが今すぐに必要な場合は、プリペイド携帯を利用するのもよいでしょう。前払い制のプリペイド携帯ならブラックでも購入でき、すぐに利用を開始できます。ただし、格安SIMや次のレンタル携帯と比べると、料金が割高なので長期利用には不向きです。

プリペイド携帯については、次の記事でいくつか紹介しています。気になる方はチェックしてみてください。

レンタル携帯を利用する

審査不要のレンタル携帯サービスがおすすめ

レンタル携帯も格安SIM各社よりは審査が緩く、ブラックでも利用しやすいサービスのひとつです。プリペイド携帯よりも料金が安めに設定されている場合が多いので、長期利用にも適しています。おすすめのレンタル携帯・スマホレンタルサービスは以下の記事で紹介しています。

▶スマホレンタルサービスのおすすめ10選!格安で審査不要のプランも紹介

レンタル携帯MVNOのサンシスコンなら、レンタルしたスマホが一定期間経過後に個人名義に切り替わるため、返却不要でそのまま利用可能です。初期費用は最安級990円で、厳しい審査もないため他社の携帯代を滞納した状態でも契約できます。

サンシスコンのレンタルスマホの特長

  • レンタルなのでスマホを購入する必要がない(契約6か月目でスマホプレゼント)
  • 審査や与信がない(金融系、携帯未払い系ブラックでも審査通過)
  • クレジットカードはもちろんのこと、銀行口座も不要(銀行振込)
  • 通話し放題、通信(パケット)し放題(安心の大手キャリア回線)
  • 初期費用のみでスマホを利用でき、月額料金はあと払い

詳しいサービスの内容は以下のページで詳しく紹介しています。他社の審査を通過できない場合は、ぜひチェックしてみてください。

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