ドコモのスマホの解約手続きを徹底解説!

ドコモのスマホは、Webやドコモショップで解約手続きが可能です。ドコモから他社への乗り換えも、店頭はもちろん、Webや電話からの手続きで完結します。

一方、解約によって使えなくなるサービスがあったり、短期解約によるブラックリスト入りのリスクがあったりするため、「ドコモのスマホの解約時の注意点を確認したい」「ドコモでスマホを買ってすぐに解約しても問題ないのか知りたい」といった声が上がっています。

そこで本記事では、ドコモのスマホ回線を解約する方法や、ドコモから他社に乗り換える方法を徹底解説します。本人名義以外のスマホを解約するときに必要なものや、解約時の注意点にも触れるので、ぜひ最後までチェックしてください。

これを読めば、損をせずにドコモのスマホを解約する方法を理解できますよ。

ブラックリストでも大丈夫!スマホが誰でも審査なしで持てる!

ドコモのスマホを解約する方法

ドコモのスマホを解約する方法は、他社に乗り換えずスマホ回線を解約するケースと、他社に乗り換えるケースとで手順が異なります
また、携帯の解約に関する包括的な内容については、以下の記事で確認することができます。

▶︎携帯の解約や乗り換えに必要なものや方法を解説。携帯代が支払えずに解約を検討している人向けの対処法も紹介

ドコモのスマホ回線を解約する方法

まず、他社へ乗り換えずドコモのスマホ回線を解約する方法を解説します。ドコモのスマホ回線を解約すると、これまで使っていた携帯電話番号は使用できなくなる点には注意してください。電話番号を変更せずに他社へ乗り換えたい場合は、「ドコモを解約して他社へ乗り換える手順」を確認してください。

ドコモのスマホ回線の解約に必要なもの

ドコモで解約するために必要なもの

ドコモのスマホ回線の解約には、利用中のドコモUIMカード・ドコモeSIMカードが必要です。いずれも利用中のスマホに挿入されているため、取り出し方がわからない場合はスマホを持参すれば問題ありません。

紛失や盗難などでドコモUIMカードがない場合は、ネットワーク暗証番号か契約者の本人確認書類で代用できます。ネットワーク暗証番号とは、ドコモのスマホを契約したときに設定した数字4桁の番号です。本人確認書類には、以下のものが利用できます。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 身体障がい者手帳
  • 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
  • 療育手帳
  • 住民基本台帳カード+補助書類
  • 在留カード+外国発行パスポート+補助書類

補助書類には、公共料金の領収書や住民票が利用できます。代理人が解約手続きを行う場合は、代理人の本人確認書類も必要です。また、契約者の死亡による解約時には、上記に加えて以下のような死亡の事実が確認できるものの提示が求められます。

  • 葬儀の案内状
  • 香典返しのお礼状
  • 新聞の訃報欄(おくやみ欄)
  • 住民票(除票)
  • 除籍がわかる戸籍謄本(全部事項証明書)
  • 除籍がわかる戸籍抄本(個人事項証明書)
  • 埋葬(火葬)許可証
  • 死亡診断書
  • 死亡検案書
  • 死亡届
  • 法定相続情報一覧図の写し

Web上でドコモのスマホ回線を解約する手順

オンラインからドコモを解約する手順

ドコモのスマホの解約は、Web上で24時間いつでも手続きができます。Web上でのドコモの解約手順は以下のとおりです。

  • My docomoにログインする
  • 「回線の解約」を検索する
  • 検索結果で表示される「回線の解約」から「お手続きをする」を選択する
  • dアカウントのパスワードを入力する
  • 注意点を確認して「同意した上で解約のお手続きへ進む」を選択する
  • 2段階認証をパスする
  • 契約住所や解約にかかる費用などを確認して次に進む
  • 解約後も利用を継続するオプションがあれば選択する
  • 注意事項を確認して問題なければ「解約の注意事項に同意する」をチェックする
  • 解約通知受け取り用のメールアドレスを入力する
  • 申し込み内容の最終確認を行い「この内容で手続きを完了する」を選択

店頭でドコモのスマホ回線を解約する手順

店頭からドコモを解約する手順

店頭でドコモのスマホ回線を解約する場合は、ドコモショップに行って解約を申し込みましょう。必要書類などに問題がなければ、その場で解約が完了します。

ドコモを解約して他社へ乗り換える手順

次に、ドコモを解約して他社へ乗り換える際の手順を解説します。

ドコモから他社への乗り換えに必要なものと乗り換え手順

ドコモから他社に乗り換える方法

ドコモから他社へ乗り換える場合は、MNP転出という手続きが必要です。MNP転出は、ドコモでMNP予約番号を発行し、乗り換え先の携帯会社に契約を申し込むだけで完了します。MNP予約番号は、Web・電話・店頭のいずれかで取得可能です。

MNP予約番号の有効期限は15日間です。ただ、携帯会社によってはMNP予約番号の有効期限を10日以上残して申し込むように求めているところもあるため、取得後はできるだけ早く乗り換え先に契約を申し込みましょう。

なお、ドコモは転出にMNP予約番号を必要としない「MNPワンストップ方式」に対応しています。乗り換え先もMNPワンストップ方式に対応していれば、ドコモからのMNP予約番号取得は不要で、直接乗り換え先に契約を申し込めば手続きは完了します。

Web上でMNP予約番号を取得する方法

オンラインからナンバーポータビリティの予約番号を取得する方法

My docomoからMNP予約番号を取得できます。Webからなら24時間いつでも申し込みが可能です。My docomoからMNP予約番号を取得する手順は以下のとおりです。

  • My docomoにログインする
  • 「住所・契約内容の変更手続きをしたい」を選択する
  • 「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」を選択する
  • 発行されたMNP予約番号を控える

電話でMNP予約番号を取得する方法

電話でナンバーポータビリティの予約番号を取得する方法

電話を使ってドコモからMNP予約番号を取得するには、以下の連絡先に電話をしましょう。ドコモの携帯電話から電話する場合とそれ以外の場合とで、連絡先が異なる点には注意してください。

電話番号(ドコモの携帯電話から発信) 151
電話番号(ドコモ以外の電話から発信) 0120-800-000
受付時間 9:00〜20:00

店頭でMNP予約番号を取得する方法

店頭でナンバーポータビリティの予約番号を取得する方法

店頭でMNP予約番号を取得する場合は、ドコモショップの営業時間中に来店して、MNP予約番号を取得したい旨を伝えましょう

ドコモのスマホを解約する時の注意点

ドコモのスマホを解約するときの注意点を4つ紹介します。

ドコモのファミリー割やセット割が適用できなくなる

ドコモの各種割引が適用できない

家族で揃ってドコモのスマホを使用しており、ファミリー割やみんなドコモ割を適用している場合、ドコモのスマホを解約することで割引が適用されなくなります。割引を適用している家族の携帯代にも影響が出る可能性があるため、事前に相談しておきましょう。

また、インターネット回線とセットで契約することで携帯代が安くなるドコモ光セット割を適用している場合も、特典の適用ができなくなります。

ドコモの各種サービスが利用できなくなる

ドコモの各種サービスが利用できない

ドコモのスマホを解約すると、追加していた特典やオプションサービスが使えなくなる可能性があります。使えなくなるサービスの例は以下のとおりです。

  • ドコモメール(@docomo.co.jp)
  • ドコモクラウドに保存しているデータ
  • dフォトに保存している写真や動画

解約後もドコモメールを継続利用したい場合は、「ドコモメール持ち運び」を申し込みましょう。月額税込み330円で、ドコモメールが継続利用できます。

一方、ドコモクラウドやdフォトは継続利用ができません。解約後は保存しているデータが削除されてしまうため、必要なデータは事前に別の場所へ移しておきましょう。

ドコモでの端末の分割払い残債がある場合は月々サポートが終了する

ドコモの分割払いが残っている場合サポートが終了する

ドコモでは、分割購入した端末料金から最大36か月間、毎月一定額の割引を受けられる月々サポートが利用可能です。月々サポートを使って端末料金を分割払いしている途中でドコモのスマホを解約すると、月々サポートが終了し、割引前の価格で料金を支払う必要があります

解約月の料金は日割りにできない

解約月は料金の日割りができない

月の途中でドコモのスマホを解約しても、解約月の料金は日割りにできません。解約月も1か月分の料金を支払う必要があるため、損をしないためにはできるだけ月末に近いタイミングで解約しましょう。

ドコモのスマホの解約に関するよくある質問

ドコモのスマホの解約に関するよくある質問とその回答を紹介します。

ドコモに解約金はある?

ドコモには解約金がある?

ドコモのスマホの解約に解約金は設定されていません。2022年2月の電気通信事業法施行規則の改正(2022年7月施行)を受けて、ドコモの解約金は廃止されています。

ドコモでスマホを購入してすぐに解約するとブラックリストに載る?

ドコモで短期解約するとブラックリストに載る?

ドコモでスマホを買ってすぐに解約したら、必ずブラックリストに載るわけではありません。ただし、転売を目的とした解約や、サービスの利用意思がない解約の場合はブラックリストに登録されてしまう可能性があるため注意が必要です。

短期解約によるブラックリスト入りのリスクについては、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は、あわせてチェックしてみてください。

▶短期解約をするとブラックリストになるのか?最低期間やブラックになった場合の対処法なども紹介

ドコモのいつでもカエドキプログラムを利用しているときに解約するとどうなる?

ドコモのいつでもカエドキプログラム利用中に解約すると?

スマホを分割購入する際、一定期間経過後にスマホを返却することで残債の支払いが免除される「いつでもカエドキプログラム」は、ドコモのスマホを解約してもそのまま適用されます。ただし、適用継続にはdアカウントが必要です。

携帯代の支払いが困難で解約を検討している人にはレンタル携帯がおすすめ

審査不要のレンタル携帯サービスがおすすめ

携帯代が支払えずドコモのスマホの解約を検討している人には、レンタル携帯サービスがおすすめです。レンタル携帯サービスなら、ドコモの携帯代を滞納している人や、ドコモを強制解約されてしまった人でも携帯を契約できる可能性があります。
また、ブラックでも契約できるレンタル携帯・レンタルスマホについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

▶︎ブラックでも契約できる格安SIM5選。審査に落ちた場合の対処法も紹介

レンタル携帯MVNOサンシスコンは、契約から一定期間が経過するとレンタルしたスマホが個人名義に切り替わり、返却する必要はなくそのまま利用できます。初期費用は最安級の980円で、1GBプランならかけ放題つき月額3,278円とリーズナブルな料金で利用可能です。

サンシスコンのレンタルスマホの特長

  • レンタルなのでスマホを購入する必要がない(契約6か月目でスマホプレゼント)
  • 審査や与信がない(金融系、携帯未払い系ブラックでも審査通過)
  • クレジットカードはもちろんのこと、銀行口座も不要(銀行振込)
  • 通話し放題、通信(パケット)し放題(安心の大手キャリア回線)
  • 初期費用のみでスマホを利用でき、月額料金はあと払い

詳しいサービスの内容は以下のページで詳しく紹介しています。ドコモの携帯代を滞納してしまった人や、ブラックリスト入りしていてドコモから他の携帯会社に乗り換えるのが難しい人は、ぜひチェックしてみてください。

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