

日本通信SIMの回線を契約するためには、申し込み時の審査を通過する必要があります。審査に落ちると、日本通信SIMの回線を契約できません。
とはいえ、日本通信SIMの審査基準は公表されていないため、「日本通信SIMの審査に落ちる原因を知りたい」「どうすれば日本通信SIMの審査を通過できるのかわからない」といった声が多く上がっています。
そこで本記事では、日本通信SIMの審査に落ちる原因や、落ちたときの対策などについて解説します。どうしても審査を通過できないときにスマホを持つための方法も紹介するため、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
日本通信SIMには審査がある


日本通信SIMの申し込みには審査があります。審査では、過去の日本通信SIMの利用状況や他社での携帯代の滞納有無がチェック項目です。この審査を通過できなければ、日本通信SIMのSIMカード・eSIMは割り当てられず、日本通信SIMの回線を利用できません。
なお、日本通信SIMは携帯端末を販売していないため、分割購入時の分割審査はありません。他社の分割審査では信用情報がチェックされますが、日本通信SIMには分割審査自体が行われないため、契約できるかどうかに信用情報は関係ないといえるでしょう。
日本通信SIMの審査に落ちる原因
日本通信SIMの審査に落ちる主な原因を7つ紹介します。
入力情報や本人確認書類の不備


日本通信SIMの申し込み時の入力情報や本人確認書類の不備は、審査落ちの主な原因の1つです。連絡先や住所などの入力情報に加え、本人確認書類の住所や有効期限などに問題があると審査に落ちてしまう可能性があります。
同一名義で契約できる回線数をオーバーしている


日本通信SIMでは、同一名義で契約できる回線数上限が定められており、上限を超える回線契約の申し込みは審査に通りません。
電話番号が割り当てられる音声通話SIMは、日本通信SIMとb-mobileでの契約を合わせて最大5回線が上限です。一方、電話番号が割り当てられないデータ専用SIMの場合、上限は日本通信SIMでの契約が最大5回線と定められています。
未成年者名義で申し込んでいる


日本通信SIMでは、未成年者名義での契約はできません。未成年者が本人名義での申し込みをすると、審査に落ちてしまいます。
契約名義と異なるクレジットカードを登録している


日本通信SIMの支払方法には、契約者と同じ名義のクレジットカードしか登録できません。たとえば、家族名義のクレジットカードなどを登録すると、審査に落ちてしまうため要注意です。
MNP予約番号の期限が切れている


他社から電話番号を引き継いで乗り換える場合、MNP予約番号の発行が必要です。MNP予約番号には有効期限があり、有効期限切れの状態で乗り換えを申し込んでも審査に落ちてしまいます。
過去に日本通信SIMで不適切な利用があった


過去に日本通信SIMで不適切な利用をした経験がある人は、社内ブラックリストに登録されている可能性があります。社内ブラックリストに入ると、たとえ他社での料金滞納や信用情報の傷がなくても、日本通信SIMの審査を通過できない場合があるため要注意です。
社内ブラックリスト入りする不適切な利用には、キャッシュバックや特典適用だけを目的とした利用意思のない短期解約や、料金の長期滞納による強制解約などが挙げられます。短期解約によるブラックリスト入りのリスクについては、次の記事も参考にしてみてください。
他社の携帯料金を滞納している


他社の携帯料金を滞納すると、不払い者情報として携帯会社間で情報が共有されている場合があります。これは、携帯ブラックリストに登録されているといわれる状態です。
日本通信SIMを提供している日本通信は、不払い者情報を管理・共有しているTELESAやTCAに参加しているため、滞納中の携帯会社がTELESAやTCAに参加していれば、不払い者情報が共有されています。したがって他社で携帯料金を滞納していると、日本通信SIMの審査の通過は難しいでしょう。
携帯代滞納のリスクや対処法については、次の記事で詳しく解説しています。心当たりがある場合は、ぜひ一度チェックしてみてください。
日本通信SIMの審査に落ちたときの対処法
日本通信SIMの審査に落ちたときの対処法を6つ紹介します。
入力情報や本人確認書類を見直す


まずは、入力情報や本人確認書類に不備がないかチェックしましょう。とくに転居後住所変更をしていない運転免許証などは、本人確認不備で審査に落ちやすいため注意してください。
同一名義で契約できる上限回線数の条件をクリアする


同一名義で契約できる上限回線数をオーバーしていて審査に落ちてしまった場合は、不要な回線契約を解約してから再度申し込んでみましょう。日本通信SIMの同一名義で契約できる回線上限は以下のとおりです。
- 音声通話SIM:日本通信SIMとb-mobileを合わせて5回線まで
- データ専用SIM:日本通信SIMで5回線まで
未成年の場合は親権者名義で申し込む


未成年者が日本通信SIMに申し込む場合は、親権者名義で申し込みましょう。この際、契約審査や分割審査は名義人となる親権者が受ける点には注意してください。
なお、未成年者名義の他社契約から日本通信SIMに乗り換える際は、そのまま乗り換え手続きをしても審査に落ちてしまいます。乗り換え前に契約名義を親権者に変更してから、日本通信SIMに乗り換えるようにしてください。
自分名義のクレジットカードを登録する


他者名義のクレジットカードを支払方法に登録してしまった場合は、自分名義のクレジットカードを登録して再申し込みしてみましょう。なお、日本通信SIMの支払方法はクレジットカードのみなので、自分名義のクレジットカードがなければ契約できません。
MNP予約番号の有効期限内に申し込む


一般的にMNP予約番号の有効期限は発行から15日間です。日本通信SIMにMNP予約番号を使って乗り換える際は、有効期限内に早めに申し込みましょう。
なお、日本通信SIMはWeb申し込みに限り「MNPワンストップ」という制度に対応しています。乗り換え前の携帯会社も同様にMNPワンストップに対応していれば、MNP予約番号を発行せず、日本通信SIMに申し込むだけで電話番号を引き継いだ乗り換えが可能です。
滞納中の料金を支払ってから申し込む


他社の携帯料金を滞納中であれば、先に料金を支払って申し込みましょう。料金を支払えばすぐに不払い者情報は解消されるため、日本通信SIMの審査に通る可能性があります。
日本通信SIMの申し込みから審査結果の通知までの流れ
日本通信SIMの申し込みから審査結果の通知までの流れを解説します。
日本通信SIMに申し込む


日本通信SIMへの申し込みはWebか店頭のどちらかで手続きができます。
Webで申し込む場合、公式サイトの「お申込」からプランを選択し、必要事項の入力と本人確認、支払方法の登録などを行うと手続きは完了です。店頭で申し込む場合は、公式サイトから「お取り扱い店舗」を確認し、最寄りの店舗で手続きをしましょう。店頭で申し込む場合、MNPワンストップでの乗り換えができないケースがある点には注意してください。
日本通信SIMの申し込みには、AmazonやYahoo!ショッピングなどで購入できるスターターパックが利用できます。スターターパックを利用すると、日本通信SIMの契約にかかる初期費用を数百円ほど抑えることが可能です。
メールで審査結果を確認する


無事審査を通過したら、通常3日前後で関東エリアからSIMカードが出荷されます。出荷時に届くメールをもって、審査の通過を確認可能です。なお、店頭申し込みやeSIMの申し込みの場合は、その場で審査結果を確認して利用を開始できるケースもあります。
どうしても日本通信SIMの審査を通過できないときの対処法
どうしても日本通信SIMの審査を通過できないときの対処法を3つ紹介します。
ほぼ審査なしの格安SIMを利用する


格安SIMのなかには、ほぼ審査なしでブラックでも携帯契約できるものもあります。不払い者情報や信用情報の問題があっても契約できるケースがあるため、日本通信SIMの審査を通過できない場合は検討してみてください。なお、具体的な審査なしでブラックでも携帯契約できる格安SIMサービスについては、以下の記事で詳しく解説しています。
レンタルスマホを利用する


日本通信SIMの審査に通らない場合は、レンタルスマホを利用するのもよいでしょう。レンタルスマホは一般的な格安SIMと比べると審査が緩いため、ブラックな人でもスマホを持てる可能性があります。具体的なサービスは以下の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
プリペイドスマホを利用する


料金前払い制のプリペイドスマホなら、ブラックな人でもスマホを持つことができます。ただし、格安SIMやレンタルスマホと比べると料金が割高なので、一時的な利用にとどめるのがおすすめです。詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
日本通信SIMの審査に関するよくある質問
日本通信SIMの審査に関するよくある質問とその回答を紹介します。
日本通信SIMの審査時間は?


日本通信SIMの審査時間は、Web申し込みの場合は通常3日前後です。審査状況によってはより長い時間がかかるケースもあります。店頭申し込みやeSIMの申し込みの場合、最短当日に審査結果を受け取ることが可能です。
日本通信SIMは即日契約・開通できる?


日本通信SIMは、店頭申し込みかeSIMでの申し込みであれば、最短即日契約・開通が可能です。eSIMを即日開通させるには、10〜20時までに申し込みましょう。急いでいる場合は、店頭申し込みかeSIMの利用を検討してみてください。
日本通信SIMでは端末を購入できる?


日本通信SIMでは、端末は販売されていません。手元に端末がない場合は、他社や中古スマホショップなどで端末を購入しておきましょう。なお、日本通信SIMの対応機種は以下の記事で詳しく解説しています。利用できる機種を知りたい場合は、ぜひ参考にしてみてください。
日本通信SIMの審査通過が難しい人にはサンシスコンがおすすめ
どうしても日本通信SIMの審査に通らない場合は、レンタル携帯MVNOサンシスコンがおすすめです。
レンタル携帯MVNOサンシスコンは、ブラックでも審査なしで契約できる格安SIMサービスです。契約時はレンタルスマホですが、契約6か月目で個人名義に切り替わります。他社の審査に落ちてしまった人や信用情報に問題がある人でも、審査なしで自分名義のスマホを持つことが可能です。
サンシスコンのレンタルスマホの特長
- レンタルなのでスマホを購入する必要がない(契約6か月目でスマホプレゼント)
- 審査や与信がない(金融系、携帯未払い系ブラックでも審査通過)
- クレジットカードはもちろんのこと、銀行口座も不要(銀行振込)
- 通話し放題、通信(パケット)し放題(安心の大手キャリア回線)
- 初期費用のみでスマホを利用でき、月額料金はあと払い
日本通信SIMの審査落ちが続いて困っている人は、ぜひ以下よりサンシスコンの詳細な情報をチェックしてみてください。